友達に引越しを伝えるベストタイミングは？子供と大人では違う話

今回は友達に引っ越しを伝えるタイミングについて、実体験を交えた話をしていこうと思います！

近くに住んでいる仲の良いお友達が引っ越すのは、とても寂しいものですよね。

私自身も転勤族で、周りも転勤族は多いです。

引っ越しを直前に聞かされること

最近身近では、同じ建物に住んでいた子供の仲良しのお友達が引っ越しました。

2人の子供達はとても仲が良かった。

同じ建物にいたことで子供だけで外に出て虫取りをしたりと、敷地内で自由に遊んでいました。

建物の下から名前を呼び合い、「遊ぼ〜」と声をかけあうのが週末の習慣でした。

子供だけで内緒で外出したことも。

心配もしましたが、今ではいい思い出です。

これだけわが子と気心が知れている友達の引っ越しは、親としても寂しさを感じます。

実は今回このお友達の引っ越しは、引っ越し直前にこちらから相手に確かめてわかったのでした。

相手はもともと引っ越す予定でいたようですが、「引っ越しすることが、言い出しにくかった」そうです。

なぜ相手のご家族が引っ越すことをあえて話してくれなかったのか、真意はわかりません。

何か事情があってのことなのかもしれません。

引っ越しを友達に伝えるタイミングって？

私も転勤族ですが、引っ越しが決まった時点で友達など全ての人に話していました。

別に隠すことではないし、気になって聞いてくれている人に伝えることを躊躇する理由はありませんでした。

今回子供の友達の家族が引っ越しをあえて直前まで伝えなかった理由は、「言い出しにくかった」からだそう。

その答えに疑念が浮かんだ私。

というのも、引っ越しを知ったのは結構直前だったから。

本当にただ単に、引っ越すことを言い出しにくかったのかもしれないし、もしくは言えない事情があったのかもしれない。

それは理解しなければいけないでしょう。

ただの憶測ですが、もしかしたら引っ越しを言い出さなかった理由は、子供達のことを考えた配慮だったのかもしれない。

子供同士の間でも「引っ越し」を伝えることで、お互いに引っ越しを意識し、寂しくなるものですよね。

「昨日まで続いた日々の延長で、これからもずっと続くかのように最後の日まで過ごしたい」

そんな配慮で子供達とのお別れを、保育最終日まで言わなかった幼稚園の先生もいました。

それも子供のことを考えた配慮ですし、子供にしてみたらそれはベストなタイミングかもしれない。

でも大人にとってみたら、どうでしょうか？

友達の引っ越しはいつ知りたい？

友達の引っ越しは関係性にもよりますが、仲が良ければ良いほど気になるものでしょう。

それを引っ越しが決まった段階で知りたいと思うのは当然のように思います。

でももし相手から直前まで伝えてもらえなかったとしたら？

引っ越す側はいいけれど、残される側はなんの心の準備もできず、お選別などの準備もできない。

急な引っ越しの報告に、ショックを受ける場合すらあるかもしれない。

上で話したように、実際私も今回の友達の引っ越しで、「なんでもっと早く伝えてくれなかったんだろう？」と疑念が残りました。

単に寂しさからなんですが。。

子供達のお別れ

子供同士の間では引っ越しの事実を知った後も意外にさっぱりしています。

友達の引っ越しがわかっても、お互いに引っ越しについてほとんど口にすることなく、引っ越しの日を迎えました。

そんな質問を相手に聞くことすらしないで、今までと同じようにひたすら遊んでいる。

子供って、すごいなって感心。「今」を生きているんでしょうね。

最後の挨拶の場面だけは、やはりお互いに寂しそうでした。

相手の顔を見ずに背を向けていたり（涙）

でも別れ際には、「また遊ぼうね」と自分の持っているおもちゃの車や、折り紙で作った金魚を渡してバイバイ。

お別れの場面の子供達を見て、親の方が泣きそうに（汗）

人生は別れと出会いの連続だということが、子供も少しずつわかってきているようです。

友達に引っ越しを伝えるベストなタイミングって？

友達に引っ越しを伝えるベストなタイミングがあるとしたらどうでしょう？

経験からすると、子供は子供同士に任せるのが良さそう。

大人であれば、相手との関係性にもよりますが、特別な事情がない限り引越しが決まった時点で伝えてるのが良いと思います。

子供に引っ越しを伝えてほしくない場合、引っ越しの予定を親の間での話だけとして、子供には口止めしておくのもありでしょう。

ベストなタイミングは、自分だったら逆にどのタイミングで引っ越しを伝えてもらったら嬉しいか、相手のことを考えて出た答えであれば、どのタイミングでもそれがベストのように思います。

『終わりよければすべてよし』ということわざがありますが、引っ越しの最後の挨拶の際には、お互い晴れやかに、良いお別れをしたいものですね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました！