専業主婦が羨ましい?専業=裕福は幻想!リアルな事情がここにあり

 

こんにちは!シロイヌです

 

今回は、専業主婦が羨ましいは本当か?実際の専業主婦の実態を書いて、検証してもらおうと思います!

目次

専業主婦は羨む存在?

 

私は実家の母も、父が病気で仕事を辞めるまでは、ずっと専業主婦でした。私が中学校に上がるか上がらないか、ぐらいまでですね。

 

なので、母が家にいるのが私の中での「当たり前」だったかもしれない。

 

私が幼い頃に住んでいた地域は、昔から「機織りもの業」が盛んな場所。女性が働くのが当たり前の場所でした。

 

当時専業主婦だった母を見た近所の人は、

 

こんな幸せな人(働く必要のない人)は初めて見た

 

と専業主婦を羨んでなのか、嫌味とも思えることを何度か言ってきたそうで(汗)

専業主婦ってどれくらいいるの?

日本全体で見てみても、共働き世帯は片働き世帯より多いと言われています。

 

厚生労働省の平成30年「厚生労働白書」等によると、専業主婦の世帯は約33%という結果。

 

つまりおよそ3人に1人が専業主婦ですね。

気がついたら専業主婦に

人は6歳までの環境が潜在意識となり、基本的にはそこから大幅に変わることのない生活環境を生涯送るといった話を聞きました。

 

だからなのか?私も気がついたら「専業主婦」となっていました。

 

初めは、「結婚後も働く」と思っていましたが、転勤族ということもあり、妻の私は定職につくことはできないので、子供が生まれてからはずっと専業主婦。

 

専業が楽か、楽じゃないか、なんて考える暇もないほど、怒涛の育児が繰り広げられていました。

 

また「類は友を呼ぶ」のか、周りもほとんど専業主婦かパート勤めの兼業主婦。

 

なので、「羨ましい」と言われたことはないです。

専業主婦=裕福は間違い!

実際働かなくていいほど裕福かといったら、違います(汗)

 

私の身の上話っぽくなりますが、語っていいですか!?

 

わが家は今でこそ夫の給与だけで生活していますが、結婚当初は夫のローンもありましたし、お給料は今よりずっと少なかった。

 

ですので結婚後は子供を産むまで働いていました。

 

当時の夫の赴任先の土地は「日本の未来に残したい風景」とも言えるド田舎(汗)

 

求人は少なく、やっと就いたパート先は自宅から20km先の仮設建設事務所。

 

田舎なので、事務所の中にまで普通に虫が沢山(笑)

 

頭の中にまで入るほどの「カメムシ」の大量発生や、仮設トイレのあんな虫やこんな虫など、ありとあらゆる虫に怯える日々でしたが、、なんとか臨月まで通い通しました。

 

仕事をしなければならなかったし、仕事が無かったから(涙)

 

転勤族の主婦が外で働こうとすると、移動先の土地で仕事を一から探さなければいけないので、場所によっては結構大変かも!?

 

それが専業主婦になるきっかけかもしれません。

 

そんな私は産後専業主婦に。そして今に至ります。

 

子供を預けて働くことも考えましたが、実際は専業主婦に留まりました。

 

というのも、お金がないなりに慎ましい生活で何とかなるのを知ったから。

 

つまり外に働きに出て自分の時間を切り売りするより、お金がないなりの慎ましい生活を選んだのです。

 

それが意外に楽しくて(笑)

 

具体的には節電に力を入れています(←趣味でもある)。

 

多くの人が持っている最新の電化製品もなければ、一般的な家庭が絶対持っているような電化製品すらありません(エアコン、炊飯ジャー、食洗機、電子レンジ等々)。

 

一軒家なら、家庭菜園をして、雨水をトイレに利用したいくらい(笑)

 

自分には今の専業主婦の生活が合っていると思っています。

 

外で働いているママ友が、綺麗な身なりでハツラツとしている姿を見ると、(自分はこれでいいのかな?外で働こうかな?)などと考えたりもするんですけどね。

 

私が専業主婦でいる理由は他にもありますが、長くなるのでこの辺で!

専業主婦の色々な形

確かに働かなくても旦那さんのお給料だけで、悠々自適な生活ができている人は周りにいます。

 

会社社長の奥さんがそうですね。本人は家にいるより、働きに出る方が好きだけど、立場上働けない、みたいな話でした。

 

会社社長の奥さんは専業主婦でも、色々気遣うところがあるようですし、羨ましいかというと、、、う〜ん(汗)

 

微妙です!

 

自由なようで、自由ではないから。その人にしかできない勤め!とも言えますね。

 

あと、夫がドクターの専業主婦が周りにいますが、彼女たちも旦那さんのお給料に余裕があることで働いていません。

 

ただドクターはドクターで、お給料もまちまちのようです。人によっては意外に庶民的な倹約話をしたりします。

 

反面、極貧にも近い状態で専業主婦をしている友人もいる。

 

働きたくても障害を持つ子供を抱えていて働けない、シングルマザー。

 

それでも倹約して、市営のアパートに入っていたり。

 

一馬力は一馬力

大多数の専業主婦友達はどうかというと、旦那さん一人の収入額が、一般的な平均収入よりは上あたりいるように見えます(推測ですが)。

 

ただやはり一馬力なので、共働きよりも世帯収入額は低いように思います。

 

それでも特段生活が苦しい訳ではないので、節約したり、生活レベルを上ないことで、暮らしていけるんですよね。

働けない専業主婦

生活に余裕ある・なしに関係なく、専業主婦でも働きたくても、働けない人も結構います。

 

お姑さんから仕事をしないように言われていたり、

 

子沢山で、人に子供を預けるより自分で子供を見た方がむしろ楽だったり、

 

旦那さんの転勤がめちゃくちゃ頻繁だったり、

 

お子さんが不登校だったり、

 

本当に色々。自由でもなく、羨む対象でもない。それぞれのお役目がある感じ。

子育て中の専業主婦が働き始めるのはいつ?

多くの専業主婦は子供が幼稚園に入る3、4歳から中学生くらいまでの間に、働き始めるようですね。

 

子供がいるから仕事を辞め、子育ての毎日が辛いからと働き始める傾向。

 

とはいえ、働かないブランクがあればあるほど社会復帰は大変になりそう。

 

男性と平等に働いた経験のある女性であれば特に、それを感じることになるかも。

 

「夫に見下されたくない」と仕事を始める女性がいる一方で、

 

「夫は家事が苦手。私が外で働いても家では専業主婦時代と同じ量の家事をこなさなきゃいけないなら、不公平だ。それならむしろ専業主婦していた方がいい。」

 

という考えから、専業主婦に留まる女性もいます。

 

ちなみに私は後者なタイプ(汗)

 

専業主婦のリスク!?専業主婦ライフが破綻するとき

日本では、「一度専業主婦になることは、一生夫に養ってもらわないと生活が成り立たないリスクを抱える」なんて言われています。

 

夫の収入に依存している以上、妻の幸せは夫次第。

 

離婚や夫のリストラ、給料カット、病気などの予期せぬ事態がリスクでしょう。

 

どんなに夫が稼いできたとしても、私の父がそうだったように、誰しもがある日突然、働けなる場合だって起こり兼ねないんですよね。

 

このご時世、いつまでも安定した仕事なんてあるのか?疑問です。

 

また夫との性格が合わないことで、再就職し、離婚、なんて場合もある!?

 

 

離婚は自分が選んだ道とはいえ、現実は厳しいものかもしれない。

 

実際5割以上のシングルマザーが「相対的貧困」で、平均的な所得の半分以下の所得しか得られない状況です。

 

相対的貧困ってなに?

周りの人と比べて貧しいことを意味する言葉。

 

またシングルマザーの8割が離婚した夫から養育費をもらっていません。

 

65歳以上の単身女性の2人に1人が貧困という統計も。

 

シングルマザーになる可能性は測れずとも、専業主婦にしてみたらそれは想像したくないリスクと言えます。

まとめ:『隣の芝生は青い』だけ?

ということで、「専業主婦のリアル」でした!

 

私は今のところ専業主婦ですが、むしろ周りの働くお母さんが新築の家を立て、いい車に乗ってるのを見てすごいなって思います!余裕があるんだろうなって。。

 

働くお母さんも、

 

本当に家計に余裕が無くて働いているのか、

より良い生活のために働いているのか、

仕事が好きで働いているのか、

 

理由はそれぞれですよね。

 

表面的には専業主婦は羨ましく見えるかもしれないけど、実際は『隣の芝生は青い』だけかも?

追記:専業主婦の幸福度に年収は関係ない?

専業主婦にまつわる、こんな本を読んでみました。

 

 

新百合ヶ丘に住む夫の年収が800万円台の専業主婦と、浦安に住む夫の年収が400万円台の専業主婦とでは、生活は違っていても、

 

同じように貯金はなく生活はギリギリで「幸せそう」、なんていう取材の様子が載っていました。

 

そして両者の抱えているリスクも多くの部分で一緒とのことです。

 

年収800万世帯は生活レベルは高く見える一方で、3000万円台マンション&車の購入はローン。

 

ランチ代、美容院代、洋服代、有名人のブログチェックでつい買ってしまう子どもグッズなどの出費。

 

それらは月々の給料だけでは足りず、ボーナスで相殺し、貯金はゼロなんてリアルな話。

 

一方で、夫の年収が400万円台の専業主婦を見てみると、自分の夫の年収が高くないのがわかっているから、贅沢をしない。

 

マンションは買わずに賃貸で、普段の移動は自転車。

 

子供を私立に行かせようというつもりもない。

 

洋服も化粧品も買わない。髪を切りに行くのもケチるし、そもそも時間もない?

 

だけれども、年収400万円世帯の専業主婦と年収800万円台世帯の専業主婦とでは、リスクが高い方は年収800万円台ではないか?という見解。

 

理由は年収800万円台の主婦は、生活レベルを知らず知らず上げてしまっていることが理由のよう。

 

また両者の共通する価値観といえば、共働きで贅沢するより、専業主婦で「そこそこの生活」がいいという考え。

 

「結局専業主婦とは、リスクを考えない人だけがなれるものかもしれません」と本の筆者。

 

年収2000万円くらいあるならまだしも、ですね(汗)

 


 

専業主婦が羨ましい?専業=裕福は幻想!リアルな事情がここにあり、いかがでしたか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 旦那に専業主婦は羨ましいって何度も言われてそれが嫌で外に働きに出ました。家事や育児を手伝ってくれるようになってからありがとうって言われる事が多くなりました。
    専業主婦はどんな仕事よりも大変で責任感がでかいのでこなしてる方は素晴らしいです。

  • うちは夫が自営業で、私は育児を機に専業主婦になりましたが、余裕のない自営業なので(笑)、常に生活はカツカツです。私も働きたいけど保育園競合地帯なのでなかなか難しく、仕方なく今の状態です。専業主婦ってすごく楽しているみたいに見えるのが本当に嫌ですよね。専業主婦にもいろいろなパターンがある、その通りです。もっと分かってほしいなぁ~って思います。

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