今回は、新潟県・弥彦神社に参拝に行った時の話を書こうと思います。
神社って、今まであまり興味がなかったのですが、そういうお年頃なのでしょうか…?急に神社にエネルギー補給に行きたくなったんです(笑)
近場の神社でも良かったのですが、どうせなら大きな神社に行きたいと思い調べたところ、新潟県では、「弥彦神社」が最も社格の高いとされる神社(一宮という)の一つだということがわかりました。
弥彦神社は年に数回参拝で、、というよりも、「子連れで遊びに行く」感覚で訪れていました。
そんな格式高い神社とも知らずに、神様を目の前に沢山の粗相してきたのではないか急に不安になって(汗)
「その罪穢れを祓った方がいいのでは!?」と、主婦1人時間に弥彦神社へ参拝に行くことにしたんです。
ということで改めて弥彦神社に行ってきました!
神社参拝の予備知識を持って
そもそも神社参拝の仕方がよくわからなかったので、本を読み、神社参拝の事前勉強しました。
何やら神社には、周り方があるようですね。
そして弥彦神社ならではの参拝作法があることがわかりました。
そこでまず訪れたのが「祓戸(はらえど)神社」
祓戸とは?
祓戸(はらえど)はお祭りには欠くことができない祓え(修祓)を行う場所。人々の罪・穢れを祓う神様たちがまつられてる。参拝者はご祭神に祈願する前にこの神様たちのお世話になり、心身を清める。
出典:三橋健 平井かおる 2014 『暮らしのしきたりと日本の神様』双葉社
弥彦神社の祓戸はどこにある?
祓戸は大きな神社では、境内に設けられています。
また多くの神社では幣殿(神様へのお供物をする場所)、または拝殿(賽銭箱の後ろにある建物)の一画に設置されているよう。
弥彦神社の場合は、「祓戸神社」というのが鳥居の外にあるようでしたので、そちらに参拝に行きました。
鳥居をくぐる前に「おじぎ」ですね!
境内を歩くときの作法として、2つのおじぎがあります↓
2つのおじぎ
「揖(ゆう)」
鳥居をくぐる時、手水舎(ちょうずや)で水で両手を清め、口をすすぐ流れの前に、一度立ち止まって小さくするおじぎ
「拝(はい)」
神様の前で深々とするおじぎ
「祓戸神社」には、とても大きな木があります。
地面は土が剥き出しで、なんとなくエネルギーが多く集まる場所に感じる!?(霊感はない私ですが)。
さて御祭神へ向かいます。
まずは手水舎へ行き、手を清める。
このご時世だからでしょう。柄杓はなく、水がひたすら出ている仕様になっていました。
参道の歩き方は?
参道を歩く際は中央を除いて歩きます。
右側通行か左側通行かは、その神社の手水舎が参道のどちら側に設けられているかによって異なるそう。
弥彦神社の場合は、手水舎は左側でした。
弥彦神社の参拝作法
さて本殿へ。今回私は正式参拝ではなく、通常の参拝でした。
ここで知ったのですが、弥彦神社では参拝の作法が他とは異なります。
通常、「二拝二拍手一拝」ですよね?
ただこれは明治に参拝作法を統一しようとする動きが始まり、戦後おおかたの神社で確立された共通の作法だそう。
意外にも新しい。
ということで、古くからの参拝作法は神社によって異なっていたんです。
弥彦神社の場合は「二拝四拍手一拝」!
畏れ多くもこれまでの無礼の祓いを込め、また日頃の神様への感謝の気持ちを祈ってきました!
珍しいお守り
その後社務所でお守りを見ました。
どれにしようか迷いましたが、今回は「祓う」が一つの目的でしたので、神社前にある「祓戸神社」のお守りに決めました。
何か祓われた??
弥彦神社は見て回る箇所は沢山あるのですが、、神様の前で緊張したからか、今日はもうお茶して帰ることに(笑)
参拝が終わり、鳥居から出たあたりのお手洗いに立ち寄った後、何やら背中に乗っていたものがスッとなくなっていた感じがしたんです。
その身軽な自分の状態に、(何か忘れ物でもしたかな!?)と思ったほど。
何も忘れ物はありませんでした。
何かが祓えたのかも?しれません。
主婦1人時間を楽しむ
その後はカフェに。ここで一休み。
弥彦神社の鳥居が見える
参拝目的ならそのまま家に直帰した方が良いかもしれませんが、はるばるやって来たのでせっかくだからと1人お茶しました(汗)
でも主婦の1人時間を満喫できた!
まとめ
弥彦神社へは初めて厳かな気持ちで参拝ができて、本当に良かった!神聖な気持ちになれたし、ちょっとした異空間への小旅行的な感じでした。
1人カフェもできたし♪主婦の1人時間に神社参拝はおすすめです。
また今回「神社参拝」の予備知識のために少し本を読んだんですが、それが意外にも興味深く、面白かったんですよね。
今まで海外にばかり目がいっていた私ですが、ここにきて日本の神話やしきたりに興味を持ちました。
もともと日本の「神様」は、「苦しい時の神頼み」「お願い事をする相手」としてではなく、ひたすら「畏れ敬う」対象で、身近な暮らしの一部だったよう。
ですので今回私が神社に赴いた「参拝の心持ち」は、良かったのではないかな〜なんて(本来神社に粗相すべきではないのですが…)。
次回はぜひ正式参拝として、御祈祷に訪れたいです。
追記:彌彦神社の不思議?
彌彦神社について、以前から不思議だと思うことがあるんです。
弥彦神社はずっと「女の神様」だと信じていたのですが、たまたま日本の神話が気になり出して彌彦神社の御祭神を調べてみたら、なんと男の神様だった!
そう、御祭神は天照大御神のひ孫にあたる天香山命(あめのかぐやまのみこと)。男の神様です。
「彌彦神社」という神社名からも、男の神様であることは想像できたはずなのに、、、(なんだかイケメンそう)
というのもここら辺一帯では、
「彌彦神社では結婚式はあげないものだよ。女の神様が嫉妬するから。」
という噂話を昔から聞いてきたからです。
これは地元では本当によく言われるんですよ。「女の神様だから恋人と行くものじゃないよ」などと。
でも実際は男の神様だった!
あの言い伝え話はなんだったんだろう?ただの迷信や噂でしょうか。
もしくは、本殿で祀られている御祭神以外の女の神様を示しているとか?
ちなみに今回私が最初に訪れた「祓戸神社」の御祭神も、女の神様でした。
本殿の御祭神よりも人々に影響を与えるような強力な力を持った女の神様でもいるのでしょうか?
嫉妬する女の神様が??
そのような文献は見当たらずで、未だ謎。
機会があれば、宮司さんに聞いてみたいと思います。
【弥彦神社】初めに行くのは祓戸?主婦1人罪穢れを祓いに行ってきた!、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!