子供の「習い事やめたい」。「9歳の壁」まではこれでいい!

 

こんにちは!シロイヌです。

 

今回は、「習い事やめたい」と子供が言ったらどうするか?というお話。

 

多くのお母さんが子供の習い事で悩むことと言えば、

 

習い事を始める時よりも、子供が習い事を「行きたくない」「やめたい」と言った時ではないでしょうか?

 

習い事の見学に連れて行ったその場で、子供は「習いたい」と言ったとしても、次に行った時、もしくはしばらく習い事に通った後に、「やっぱりやりたくない」「やめたい」と言うことはありますよね。

 

子供の「やりたい」は今限定?

 

<習い事を始める時は、やる気満々だったのに、、、楽しそうだったのに、、、>

 

急に子供が「習い事をやめたい」と言い出したら、お母さんは驚くかもしれないし、<これからどうしよう?>と焦るかもしれない。

 

もしくは、<自分でやるって言ったのに、どうして?>と、子供の決定を責める気持ちすら湧いてくることもあるかもしれない。

 

実は子供の気持ちというのは、今この場の、この瞬間の、気持ちでしかないのです!

 

つまり習い事を見学に行った際の子供の「やりたい」には、重みはありません(年齢にもよりますが)。

 

子供は大人のように広く先を見通して物事を考えたり、決めたりすることができないからです。

 

そして習い事をしばらく続けて、「やっぱりやりたくない」「もうやめたい」、そんな風に言うことはあって当然ということです。

 

「やめたい」と言った時どうする?

 

その場の気持ちで習い事をやることを決めた子供が、しばらく通った後に「やっぱりやりたくない」「もうやめたい」と言った場合どうするか?

 

お母さんはその後、習い事を続けるか、やめるかを悩むことになると思いますが、

 

これは、

 

親が決めていいのです。

「9歳の壁」までは。(←ここが重要)

 

最終的には、全て親の判断となります。

 

息子の「やめたい」の経験

 

 

私は以前、息子に良かれと思って水泳を習わせていました。

 

なぜ水泳をさせたかというと、水に入った際に溺れないためにと、息子の有り余っていた体力をどこかで発散させてあげたかったからです。

 

また、息子の身体的な特徴(首が少し悪いので)を考慮し、負担が少ない全身運動が良いと思ったんです。

 

そこである水泳教室の話を聞きつけ、ぜひその先生から習わせたいと母である私が思い、習うに至りました。

 

しばらくはとても頑張っていたわが子でしたが、ある時を境にすごく嫌がり、プールに行っても入らなくなってしまいました。

 

そして「やめたい」の一言。

 

今思えば、水泳そのものが嫌だったというよりも、その教室に合っていなかったと感じています。

 

私が気に入った先生でしたが、肝心な本人の気持ちはというと、「先生は好きだけど、教え方が好きじゃない」とのことでした。

 

先生はかなり熱心で、大人の目から見てもスパルタな方でだったので。。。

 

周りに相談してみた

 

当時プールを「やめたい」という息子の対応に悩んでいた私は、幾人かに相談しました。

 

ある友人は、「絶対に続けるべきだよ。」「やめると癖になるよ。」と。

 

ある先生は、すぐにやめさせてあげて。本人が習いたくないものを習わせていたって、後ろ向きですよ。」と。

 

一番しっくりきた言葉

 

全て子供を思ってのアドバイスで、さまざまなアドバイスがありましたが、最後に息子の恩師に相談することに。

 

その先生の言葉が、私にはしっくり来たんです。

 

先生は、

 

「お母さんが決めていいんですよ」

 

とおっしゃいました。

 

「子供は親が大人になってちゃんと自分で決断できるように見守っていてくれているんですよ」

 

と。私は、

 

「え?親が子供を見守るんじゃ無くて、子供が親を見守ってるんですか?

 

と思わず聞き返してしまいました。

 

「9歳の壁」以後は、子供は親と離れ、自分の考えで、自分の人生を歩むようになります。それまでは子供のことは親が決断し、大人になるのを、子供が見守っていてくれているのです。」

 

そういうお話でした。

 

大人=自分で決める

 

それは、

 

大人=自分で決める

 

という考えです。

 

子供について全て親が決める。つまり全ては親の責任である、ということです。

 

他人に対しての責任では無く、「子供に決めさせてもらっている」といった、子供に対しての責任。

 

どんな判断でも、子供は無条件でそれをのむことになるので。

 

とても重大責任ですよね!

 

私の決断

 

私の話に戻りますが、その後どうしたというと、水泳はやめることに決めました。やっと決められたのです。

 

息子が「やめたい」と言ってからも、判断ができずに悩んでいた私でしたが、身内の元水泳教師の見方を聞きいた後、すぐにやめることを決意しました。

 

それが「大失敗した私の経験」として残っています。

 

今は「やめる」を決断したことにとても満足しています!<むしろなんでそんなにこだわっていたのだろう?>と不思議でたまりません。

 

そしてその決断の後、<もう二度度と、自分の思いだけで習い事をさせるのはやめよう>と、固く心に決めたのでした。

 

自分で見つけてきた

 

水泳をやめさせた後息子に、「今度はあなたが本当に、やりたいことをしていいよ。どんな習い事でもいい。本当にやりたいことを見つけて。」と伝えました。

 

とは言っても、どんな習い事があるか実際見てみないとわからないだろうと、見学に廻ろうとしていた矢先、息子の方から習い事のチラシを持ってきて、「これに見学に行きたい」と言うのです。

 

今まで一度も息子がやったことのないもので、私にはとても意外でした。

 

やりたい事をしたわが子の変化

 

自分のやりたい習い事をやっている今の息子は、以前とは打って変わった様子です。

 

今の息子は目を輝かせ、日々の生活においても、以前よりずっと意欲的になりました。

 

自分がやりたいことをやっていることで、自信に繋がっているようです。

 

最後に

 

子供の習い事の進路を「親が全て決めていいですよ」と言われても、その判断には悩むかと思います。私もしばらく悩んでいました。。。

 

でもやっと決められました!

 

水泳の場合は、泳げる、泳げない、というよりも、水が好きか、嫌いか、は重要のように思います。

 

また、「9歳の壁」についてもいつか書けたらと思います♪

 

関連記事:『やって良かった習い事!母である私の痛い経験と成功例』

 


 

子供の「習い事やめたい」。「9歳の壁」まではこれでいい!、いかがでしたか?

最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました!

目次