今回は読み聞かせが辛い!と感じるお父さん、お母さんに届けるべく、
三日坊主の私が7年子供への読み聞かせを続けた方法を、お伝えしようと思います!
絵本の読み聞かせのメリットがわかっていても、日々の忙しさから続けることが辛くなることがあるかもしれない。
絵本の読み聞かせは、絶対にしなくてはならないルーティーンではないし。。
むしろ重要度は低いと言える?
実は私は三日坊主ぐせがあり、むしろ三日行う前に「今日はもうできない」とあっさり諦め、一日でやめてしまうことも。。
いろんな理由を作ってですね。「やらない理由」はいくらでもクリエイティブに作れる(笑)
ここでお話しするのは以下の【3つ】です。
- 子供への絵本の読み聞かせが辛いのはなぜ?
- 7年読み聞かせを続けた私の方法とは?
- 辛い読み聞かせでも続けるとこうなる?
最後まで読んだら、あなたも7年読み聞かせが続けられるかも…?
子供への絵本の読み聞かせが辛い理由
絵本の読み聞かせが辛い理由があるとしたら何でしょう?
自身の経験やママ友の話を基にあげてみると、、
- 子供が聞かない
- 本を選ぶのが面倒
- 時間がない
- どう読んでいいかわからない
こんなところでしょうか。
とはいえ!上であげたような理由は、意外にあっさり解決できちゃうと思います。
1. 子供が聞かない
子供によっては、読み聞かせを聞かずに動き回っていることもあるかもしれない。
でも大丈夫!読み聞かせは皮膚から入って子供に届いています。ありがたいお経のように。(笑)
そもそも興味・関心は子供によって違うもの。最初は興味を示さなくても、読み続けていればそのこのタイミングで絵本が好きになるはず。
お気に入りの絵本に出会えるといいですね!
2. 本を選ぶのが面倒
読み聞かせの絵本を選んだり、用意したりするのが面倒な場合もあると思うんです。
そもそもどんな絵本を選んだらいいか、素人目ではわからないですよね(汗)
私がお勧めするのは、プロの選んだ本を選ぶこと。
それが効率的で、効果的です。
大人はもしかしたら、
売れてる本とか、
挿絵が可愛い本とか、
興味を引く本とか、
そんな個人的な価値観で選ぶかもしれない。
でも子供の心に味わい深く響くお話って、意外にひっそりしていて、「誰もしばらく借りていないような絵本」であることも多々あります。
私が驚いたのは、絵本の中の悪い・怖い対象は消えて無くなるのが、子供は安心するようなんです。変に生き残ると、子供は恐怖を感じるみたい。
『三びきのやぎのがらがらどん』なんかがいい例ですね。
そんな子供心、わからな〜いと思う方がほとんどでしょう(私がそうだった)。
ですので絵本のプロがお薦めする絵本をそのまま選ぶのが、効率的で効果的だと思うんです。
各出版社ごとに年齢別のおすすめの本が出ていますし、さまざまな定期購読の案件はあります。
3. 時間がない
絵本の読み聞かせをする時間がない場合もありますね。仕事をしているお母さんの方が多い時代ですからね。
そんな忙しいお母さんの「時間がない」をどう解決すべきか。。
まず読み聞かせの時間を短縮してみましょう。
例えば子供が布団に入った後、電気を消すまでの【3分】でもいいですよね。1ページだけだっていい。
長いお話なら途中で読み聞かせをやめて、「続きはまた明日」でも。
なんなら読み聞かせをお休みするのもアリです。毎日欠かさず読む必要なんてない。
無理せず、続けることに重きを置きましょう。
4. どう読んでいいかわからない
読み聞かせ方はさまざまな方法があるかと思いますが、私が教わったのは、「感情を抑えて淡々と」です。
感情をたっぷり込めるより、淡々と読んだ方が子供の心にスッと入っていくそう。
ただし、「心をこめて」読みます。
7年読み聞かせを続けた私の方法とは?
私は絵本の読み聞かせを、上の子がお座りができるようになった頃から始めました。
あれから7年。。三日坊主の私がよく続いていると思います。
辛い時があったか振り返ってみると、、
ありました!(汗)
絵本の読み聞かせを始めた頃、子供はあまり聞いていなかったイメージです。
そこにあった本をガシガシ噛むのを楽しんでいるだけで、本はボロボロ、よだれでダラダラ(涙)
当時の絵本はセロハンテープの補強だらけ。
ボロボロな絵本は子供のお気に入りの証拠
乳児期の絵本は言葉数は少なく、読むのは簡単ですが、
年齢が上がるに連れ、次第に絵本のお話は長くなり、毎晩子供に「読んで」とせがまれることが辛かったことも。
子供が寝る時間帯は親も眠たいですからね。
ではそんな中、三日坊主の私がどうやって子供への読み聞かせを続けてきたかというと、
ゆる〜〜〜く続けてきました。
「今日はトト(夫)が読んで」と、休日は夫に読み聞かせをバトンタッチしたり。
「今日はもう遅いから」と子供に言い、絵本をダダダーっと速読する日も続いたり(←全然心を込めてない)。
「今日はもう眠いから」と本読みをせがむ子供をスルーして、電気を消す日々が続いたり。
「今日はここまで」と、超短い絵本なのに、途中で読み聞かせを中断することもあったり。
でも、だからこそ今まで7年間、読み聞かせを続けて来れたんじゃないかと思います。
子育てに完璧なんてありませんから、ゆるくやっていいということ。
しばらく絵本を読まなくたって、「読もう」と思えた時にまた楽しく始めればいつだっていい。
そんなふうに読み聞かせの辛い時期をやり過ごし、細く長く続けていけば、いつの間にやら子供は自分で本が読める年齢になっているかと!
辛い読み聞かせでも続けるとこうなる?
実際に7年読み聞かせを続けると、子供はどうなるものか気になりますよね。
子供にもよるとは思いますが、ここではわが子を例に語ってみます。
絵本を読み聞かせていた頃は0歳だったわが子も、今では8歳。小学生です。
読み聞かせの利点は、親子のふれあいなど、目に見えて測れないものとも思いますが、子供を目にしてわかるものがあるとしたら…?
7年続けた結果、わが子は読書が大好きになりました。
小学校に上りたてで文字がスラスラ読めなかった時は、まだ挿絵を見て満足していた子供ですが、
一旦文字を読むのに慣れると、読んで、
読んで読みまくって、
読みふけっています。夢中になりすぎて、大抵すごい体勢で読んでいる。
それこそ「今本読むな!」なんて怒ってしまうほどの熱中ぶり。歩いても読んでるし(←危ない)。
今のわが子の一番のお気に入りの本は、時代小説です。繰り返し読んで、本文のセリフまで覚えている。
最近は将棋に目覚め、攻略本を読んでいたり、、
と、このように文章を読むことには苦手意識は無く、むしろ好きでしょうがない。
私の7年間の読み聞かせはグダグダな時も多々ありましたが、それでも子供と本をつなぐことができたんじゃないかと実感しています。
皆さんも絵本の読み聞かせ、頑張って下さい!
私もまだ、続けています。