こんにちは!シロイヌです。
「子供を幸せにしたい」と願う私の母がしたことの話をしたいと思います。
これは忙しく、お金も余裕がなかった私の母が唯一したことで、効果は絶大。
実際幼少期の家庭環境がどうしようもなく悲惨だった私たち姉妹が、各々幸せな人生を掴めたのは、母の試みがあったからではないかと感じています。
そうでなければ、こんなにとんとん拍子にことがうまく運ぶわけない!
そんなふうに不思議に思うのです。
それは、
子供にいい教育を受けさせることでも、
いい環境を与えることでも、
なんなら、自己肯定感を育むことでもありません。
子供をどうこうする話ではないのです。そしてお金はかからない。
親が子供に願う幸せの形とは?
ところで幸せの定義って、人それぞれですよね。
どんなことが幸せかなんて、本人の感じ方次第だから難しいところ。
でも一般論であげると、親が子供の将来に願うことは、こんなところでしょう。
親が願う子供の将来の幸せとは?
□金持ちになる
□良い職業に就く
□良き友に恵まれる
□周りから人望がある
□良きパートナーと結婚子供が授かる
□心身が健康で健全
□できれば実家の近くにいて欲しい
幼い頃や学生時代はある程度自分が子供を見てあげることはできるし、
もしかしたら子供の行く末を心配して、進路に口出しする親もいるかもしれない。
例えば、勉強についてもそうですし、子供が学校で何かあれば、親が学校に問い合わせることもあるでしょう。
付き合っているお友達の様子も見れるし、しようと思えば子供の生活を把握したり、コントロールすることはできます(←「ヘリコプターペアレント」なんて言う)
何か習い事をさせたいと思えば、最終的に決めるのは親な訳だし、
子供に降りかかりそうな災難を、親が見張って解決することもあるかもしれない。
でもどんなに心配でも、ずっと子供を見守ることなんでできないですよね。
成人する前から子供はすでに親とは別の考えを持ち、別の道に進もうとするもので、それが健全とも言えます。
多くの親が子供を幸せにするために、幼少期からあれやこれやと子供に時間やお金をかけるものでしょう。
例えば有名大学を出て、良いところに就職して、そこそこ稼いで、良い暮らしを手に入れてほしいっていうのなら、その方法がいいかもしれない。
でも、有名大学に出て、良いところに就職して、そこそこ稼いで、良い暮らしを手に入れたとしても、
人間関係がうまくいかなくて、鬱になり、パートナーとも別れるなんてことがあったら?
今まで順風満帆に行ってても、ある時挫折するかもしれない。
もしくは心から話ができる友人がいなければ、なんと寂しい人生か(汗)
そういう人を何人も見てきました。
だから人並みはずれてIQが高い人が、幸福とは言えない人生を過ごしたのを聞くと、とても納得。
人はバランスが大切だと思うんです(あくまで私の価値観ですが)。
またどんなに親が心配しても、
どんなに親が手を尽くしても、
子供を取り巻く環境というのは、常に変化していて、良いことも悪いことも、「縁」によって起こるもの。
つまり親が子供にあれやこれやしたところで、一度社会という大きな渦の中に入っては、
いつ何時何があるか、どんな縁があるかはわからないし、親がコントロールができるものではありません。
でももし親が子供の幸せを願い、良い縁に恵まれて欲しいと思うのなら?
その一つの方法を、リアルな経験からお話させて頂こうと思います。
子供を幸せにしたかったら、他人に尽くせ!?
これは私の母がしたことです。
時間もお金も余裕がなさすぎて「教育」どころじゃなく、日々の生活で精一杯だった母が、
そして子供への関わりをある意味知らなかった母が、
子供の幸せを願い、唯一したことと言えば?
親が自ら手をかけずとも、子供が大きなものに守られて、良き縁に恵まれ、人並みな幸せを手にできるその方法とは!?
それは、
「人のために尽くすこと」
です。
なんだか昔からの言い伝えみたいな話?(汗)スピリチュアルっぽくも聞こえるかな?
でもこれが本質的に人が救われ、幸せになれる方法です!
子供を幸せにする?人のために尽くすってこんなこと
「人のために尽くすってなに?」って思いますよね。
また単純に聞けば「なぜそれが幸せにつながるの?」って疑問に思うと思います。それは後から話すとして、
人のために尽くすってことは、簡単に言えば「人が喜ぶことをする」ってことです。
喜ぶことならなんでも!1円にもならないことを自分で進んでやるのです。
なんの得にもならないように思えますが、、これはやったことがある人しかわからない次元の話かもしれない。
私の母を例に出すと、母はいつも人の役に立つことを率先してやっていました。何も見返りを求めることなく。
具体的にはこんなこと↓↓↓
□誰にでも(嫌な人にでも)我先に挨拶
□人が嫌がる仕事を率先してやる
□人に会う時は必ず何か持って行く
□人が遊びに来れば思いっきりもてなす
□ボランティアには積極的に参加
□人が困っているときは駆けつける・話を聞いてあげる
□使用するトイレ(公共など)が汚れていたら、きれいにしておく
など。
基本的にYESマンですね。「人様」が口癖の母です。いつだって「他人ファースト」。
娘としては、「そこまでしなくても良かったのに」と思ったりもしましたが、
母は人に尽くすことこそが、子供たち、もっと言えば子孫の幸せだと心底信じていたのです。
一度母に、「どうしてそこまでするの?」と聞いたことがあります。母のことをぞんざいに扱う人にまで、良くしようとしていたので。
そんな時は母は、「誰がしなくてもお母さんはする。お母さんは幸せになりたいから。」と話していたのを覚えています。
子供の幸せを信じ、人に尽した
人様に尽くすことが、自分や子供たちの将来に幸せをもたらすと絶対的に信じていた母。
当時の私はそんなことが本当に?と疑っていましたが、
あれから数十年。
私たち親子は当時は想像もできないほどの安定した幸せを手に入れたように思えます(幼い頃は逆に酷かったので汗)
女手一つで日々の生活すら余裕がなかった私たち親子でしたが、今では母は二軒の持ち家を行ったり来たりして、
たくさんの友人知人に囲まれ、旅行や登山や食事会に引っ張りだこ。
全ての人を看取った今は、たまにお願いされる可愛い孫の子守りが唯一の仕事のようなものです。
母は「最も幸せになった人の1人だ」なんて、古い友人から言われるくらいに、あやゆる悩みから解放され、自由気ままな生活を送っています。
そして私たち子供が大人になった今どうなったかというと、
3人が3人とも独立し、心身ともに健康で、家族も皆健康。子供にも恵まれる。
安定した生活で、あくせく働く必要もなく、家庭に収まっている。
義理両親とも関係は良好で、周りとの人間関係も平穏。
ごく平凡な人生にも見えますが、でも全てのことがすんなり進むのって、当たり前のようで、当たり前ではないと思うんです。
わが家は過去の家庭環境が悪かったことで、特にそう思うのかもしれませんが。。
人に尽くすことがなぜ子供の幸せにつながるの?
他人に尽くすことが結果的に自分や子供の幸せにつながるって話ですが、「なんで?」って思いますよね。
目に見えない物だから、はっきり「こうだからだよ」とは言えないのですが、
「徳を積む」って話です。
簡単に言えば、ひたむきに良い行いをしていれば、いつか自分に返ってくるよっていう。
昔話にもある内容ですよね。良い行いをしていれば、良い行いが戻ってきて、悪い行いをすれば、報いる形で戻ってくるみたいな。
潜在意識の観点から考えると、
人に尽くすここと=人の幸せを願う=人の幸せを願えるだけの器の広さ=自分にも幸せが舞い込む
って流れなのかもしれない。こんな話を聞いたことがあるでしょうか?
人の不幸を願うと、潜在意識的には「主語」は省かれるから、自分の不幸を願っていることになってしまい、
結果自分が不幸になるという話を。
人は超意識で全てとつながっていると仮定するなら、
人の幸せを願って行動する人は、世の中に良い影響をもたらすことで、沢山の意識が味方してくれるようになる。
その結果、幸せになるという理屈です。
まとめ
ということで子供に幸せになってもらいたい親ができることは、
「人に尽くすこと」でした!
なんでそんなこと。
バカみたい。
と思われるかもしない(汗)
確かに、母ほどに人に尽くす人も珍しいかもしれません。
でも実際、母以外でも母のようにただただ真面目に、少欲で、ひたむきに生きる中、
いつの間にやら生活が整い、幸せになっている人は私の周りでも沢山います。
それがその人の「運」だと言ったらそうかもしれないけど、
でも良い運を自分で引き寄せる方法があるとしたら、母がやってきたことは効果的です。
そして巡り巡って自分の子供たちが恩恵を受けることになる。
自分の行いは三代先に結果として現れるなんて聞きます。
と、ちょっとスピリチュアル?仏教的?になってしまいました。『信じる者は救われる』、かもしれませんね!
同じような話が本に書かれていました↓↓↓
ではでは。
子供を幸せにしたい親はこれをしろ!?子供にいい縁を与える方法とは?、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!