【音読の効果】入学時ひらがな読めずも小2でハリーポッター完読

シロイヌ

こんにちは!

(音読の効果がこんなにもあったなんて…!)

そうふと感じました。小学生のわが子がハリーポッターを完読したんですが、その読む力に驚いているんです。

というのも、わが子は小学校入学当時1文字もひらがながわからなかったから。

あれから約2年。これほど本が読めるようになるとは…。

私は化け物を完成させてしまったんじゃないか…!?(←大げさ)

ただね、私もけっこう頑張ったんですよ。音読のサポート。

今回はその音読方法などについて書こうと思います。

目次

音読の効果とは?

わが子から感じる音読の効果はこんなところです。私が気づいたことだけ3つあげます。

  • 自主的に本を読むようになった
  • 本を読むのが早くなった
  • 攻略本を読んで内容を理解するようになった

のちほど詳しく書きますが、そもそも私が子どもの音読のサポートをしたのは、子どもに1人で本を読んでもらいたかったからなんです。

ただこの音読、調べるともっといろんな効果があることがわかりました。

具体的には、まず脳が活性化されます。その結果こうした良い効果をもたらします。

  • コミュニケーション能力・思考力・語彙力・読解力向上
  • ストレス軽減
  • 高ぶった感情を抑える
  • やる気が出る

高ぶった感情を抑えるって効果は、私も読み聞かせをしていて感じることかもしれない。

読み終わった後になぜか落ち着いてる自分がいる、みたいな。

国も推奨する音読学習?

音読について調べてみると、国(文部科学省)が詳しく書いていました。

音読は「国語教育においての具体案」の中に盛り込まれて書いてあります。

脳科学を参考にした具体案です。それによるとこんな感じ。

  • 発達段階に応じた学びが効果的である
  • 3〜11・12歳はコミュニケーション能力の成長はゆっくりめ(前頭前野の発達段階によるもの)
  • 語彙力の成長期
  • 特に「読み」の学習を先行させる

「読み」の学習を先行させる、とはつまり「音読」なんですね。

脳科学の観点からも、小学生の期間は特に「読む」学習方法が効果的ですよと、国も言っているのです。

なぜ音読のサポート?

なぜ私が、小学生のわが子の音読のサポートをするようになったかというと、子ども1人で本を読むようになって欲しかったからです。

ちなみに、小学校からの宿題の音読はまともにやったことはありません。毎日同じ箇所を読むの、つまらなくないですか(汗)テストの点数を上げるのには効果はありそうだけど…。

わが家は子どもが小学校に上がるまで、文字をあえて教えませんでした。えんぴつすら持たせなかった

小学校に上がってから、授業で一から習って欲しかったんです。書き順もありますしね。

とはいえ結局コロナ渦で休校となり、自宅で教えることになったのですが(汗)

そんなこんなで、子どもがひらがなを習得したのは、一年生の5月頃でした。

本の読み聞かせはずっとしてきたので、本自体は好きだったわが子。ひらがなを覚えら1人で本を読んでくれるだろう、そう信じていました。

が、しばらく様子を見ていても、子どもはいっこうに文字を読もうとしない。

挿絵を見て満足しているだけだった。。

しびれを切らした私は、子どもに音読を習慣づけ、1人で本を読めるようにサポートしようと考えたのです。

学校の授業にもついていくのが大変そうだったって理由もある。ひらがなを覚えて間もなかったですからね。

それでもけな気にテストしてきたりするものだから。。(涙)

ということで子どもの音読を毎晩サポートするようになったわけです。

音読のサポートは一年近く続けたんじゃないかな?1人で本を読むようになるまで、続けました。

結果的にわが子は「本の虫」となり、朝から晩まで本にかじりつくように…!

小学校入学当初はひらがなが1文字もわからなかったのにも関わらず、あれからまだ2年経たない現在、ハリーポッターをあっさり完読するまでになりました。

それはあの音読の成果が大きいんじゃないかと。

音読のサポートはこんなふうにした

「音読のサポートってどんなふうにするの?」

そう思うお母さんもいるでしょう。音読について効果的な方法はあるようですが、私は自己流でやりました。

音読のサポートにあたって、こだわったのはこんなところ。

  • 使うのは子どものお気に入りの本だけ
  • レベルにあったものを少しずつ読む
  • 毎日ほんのちょっとでもいいから続ける

好きな本じゃなきゃ読むのも楽しくないし、レベルに合わなければ苦痛だし、、

なので上の3つは徹底しました。

そうして少しずつレベルを上げていったわけですね。

音読のサポートのコツは、とにかく親は忍耐強く。これだけ(笑)

どんなにへたっぴーでも、文句言わない。寄り添って聴いてあげる。

私たち大人だって、習ったばかりの英語の本読めって言われても読めないですよね。

そんな私もキーキー言っちゃった日もありますが(汗)

本当に慣れてきたら、助詞(が、から等)をはっきり読むとか、句読点のところで区切って聞き手がわかりやすいように読む、なんてアドバイスしてみてもいいかもしれない。

これも、子どもが文章を理解するために効果的なんじゃないかと。

音読で読んだ本の紹介

わが子が音読で読んだ本をご紹介します。全て私が読み聞かせで読んできた本です。

音読は乳幼児向けの本からスタート

それぞれのレベルごとに20冊ほど読みました。

特に5歳〜小学校初級にかけては、絵本から児童書への切り替えどき。本のボリュームも増してきて完読するのに時間はかかりましたが、一冊づつ達成していきました。

0〜2歳レベル

2〜4歳

3〜5歳

4〜小学校初級

絵本→児童書へ

お気に入りの本はまだまだありますが、これくらいで。

音読のサポート結果:子どものその後

音読のサポートのかいあってか、結果、子どもは自主的に本を読むようになりました。

具体的には、文字という文字はなんでも読むようになったんです。新聞もそこにあれば目を通しますね。

あと攻略本等も手に取るように。将棋やチェスは、一から自分で本を読んでルール等を学びました。

ちなみに親の私は将棋もチェスもできません(汗)

先日は子どもに「チェスやろう」と言われ、説明書を見ながらしてみるも子どもに歯が立たない。。「そこ打つと、こうなるけどいい?」「こういう手もあるよ」なんて、サポートされながらしていました。

(あぁ、もう子どもは巣だったな)なんて思う私(←早い?)。

ハリーポッターに関してですが、今まで読んだ本の中でも1番というくらいハマっています。

ちなみに私はハリーポッターも読んだことがないので、どんな内容か今子どもに聞いてるところ。映画にはない細かい内容があって興味深いです(←自分では読まないってゆー)。

ただ子どもはまだハリーポッターの内容を完全に理解するには、語彙力も読解力も足りないようです。

やはり年齢にあったレベルとか内容が良いように感じています。どうせ大人になってから誰もが読めるようになるもの、急いでする必要はないですね。

それまで絵など「イメージだけの世界」にいた子どもですから、文字に慣れたことで一気に世界が広がったのでしょう。

知りたい欲求があふれたところで読む力を得たものだから、それはもう本にかじりつくわけですよね。

音読の効果でした!

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ではでは。

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