そもそもSIMカードとは?小学生レベルでわかるように説明してみる

 

こんにちは!シロイヌです

 

今更なんですが「そもそもSIMとは?」と思ってしまっていた私。

 

調べればわかることだし、「今知らなくてもいいや」とスルーしていました。機械類は超苦手(汗)

 

ただ知っておくと得な話があるかもしれないとふと感じ、調べることに。

 

結果、調べてよかった!

 

というのも、これを知らないでケータイを扱うのって結構【危険】だと分かったから。

 

今回は「SIMカード」について全く分かっていなかった主婦が、色々調べてみた情報をていねいに共有していくものです。

 

それこそ小学生がわかるレベルで。

 

細かなニュアンスは違うこともあるかもしれません。でも、ただのユーザーとしてはこれだけ知っておけば十分って内容です!

 

目次

そもそもSIM(シム)カードとは?

 

SIM(シム)カードとは、携帯電話・スマホ等電話機に入っている、契約者情報が記録されたICカードのこと。

 

ICカードとは?

ICチップ(集積回路)を埋め込んだカードのこと。暗号化された膨大なカード情報を記憶できる。

 

SIMカードは携帯電話会社が契約者を識別するためにあるのでこれがないと電話は使えません。

 

SIMカードを電話機から外して別の電話機につければ、データを移すことができます。

 

もう少し詳しく説明していきますね!

 

ちなみにSIMカードについてこれまで何も知らなかった私は、SIMカードが本当にどのケータイ・スマホにも入っているのか気になり、昔使っていたそれら電話機をチェックしてみることに。

 

結果、ガラケーにも全て入ってた!(←当たり前)

 

そもそもSIMカードの「SIM(シム)」とは?

SIM(シム)とは、英語の綴りの「Subscriber Identity Module」の略。意味は「移動体通信の加入者を識別するために使われるモジュール」。

 

なんだかとっつきにくいけど、、

 

つまりSIMとは、「携帯電話会社が、お客の利用状況を確認するために使う部品」ってこと。

 

そのカード状になってるSIMを「SIMカード」と呼びます。

 

また、SIMには電話やメールのやりとりをするために必要な電話番号や連絡先など、個人情報も記録されます。

 

以前のSIMの規格では、記録できるデータ容量はとても小さかった。

 

けれども今のSIMの容量はもっと大きくなっていて、電話帳や写真などのデータが保存できるタイプもあります。

 

私たちはSIMカードと契約している?

私たちがケータイ・スマホを利用するために携帯電話会社と契約する訳ですが、その際このSIMカードを契約しているといえるのです。

 

詳しく説明していきます。

 

携帯電話・スマホで通話やメール(インターネットやアプリなども)をするには、携帯電話会社と契約することで使えるようになりますが、

 

それには電話番号が必要です。もちろん電話機(携帯電話・スマホ)も。

 

そこで皆さん携帯電話会社のお店に、電話機を購入して使えるように契約しに行くわけですが、

 

実は電話機本体に電話番号がついている訳ではないのです。

 

電話番号や契約者情報が記録されているのはSIMカード

 

つまり私たちは携帯電話会社と契約する時、電話機本体を契約しているのではなく、

 

電話機本体にセットされたSIMカードを契約していることになります。

 

SIMカードの呼び名と大きさ

「SIMカード」は一般的な呼び名であり、キャリアごとに呼び名はそれぞれ。SIMカードの大きさもそれぞれです。

 

キャリアとは?

「電話関連企業」をまとめた呼び方。「運び手=carrier」のキャリア。

 

「日本の三大キャリア」は知ってのとおりこちら↓

□ドコモ
□au
□ソフトバンク

 

同じ携帯電話会社のSIMカードにも種類があります。

 

ドコモで例をあげると?

 

引用:ドコモオンラインショップ SIMのみ契約(2021/12/10)

 

「SIMロック」ってなに?

SIMロックというのは、キャリアが自分達が販売する電話機を、別のキャリアのSIMカードでは使えないよう制限すること。

 

たとえば、ソフトバンクで契約したSIMをソフトバンクが販売しているケータイ・スマホ(端末)から抜いて、

 

ドコモの販売している端末に挿入しても使用できなくするといった制限を「SIMロック」というんです。

 

つまり、キャリアが通信契約だけの乗り換えを防いでいるってこと。

 

SIMロックは2段階ある

「SIMロック」の仕組みは2段階あります。

 

(1)キャリアごとのSIMロック

SIMカードと端末が同じキャリアのものでなければだめな仕組みです。

 

例えば?

 

ドコモのSIMカードを1つ持っていたとします(=ドコモと契約している)。

 

この時ドコモ製の端末(携帯電話・スマホなど)であれば、SIMカードを入れ替えることでどれも利用することができます。

 

ただ他社製(au・ソフトバンク)端末ではできません。

 

(2)機種ごとのSIMロック

これは同じキャリアでもSIMカードの入れ替えができない(=利用できない)仕組み。

 

上で例をあげたように、同じキャリアの端末でもSIMカードの種類はいろいろあり、機種によってSIMスロット(SIMカードを装着する部分)の大きさが違います。

 

ちなみにサイズ変換のアダプター(調整する器具)が売っていますが、携帯電話会社は変換アダプターの使用を認めていません。

 

またSIMカードの情報を端末に記録して、SIMカードと端末が「一対」として登録されているものもあります。

 

SIMロック解除とは?

「SIMロック解除」は、SIMロックをかけないようにすること。

 

以前日本では携帯電話・スマホ等の端末は「SIMロック」され、端末を購入するのも契約するのも「同じキャリア」であることが当たり前でした。

 

それがiPhoneの登場で、

 

「え?海外では端末と契約のキャリアは別々に選べたの?」

 

とユーザーが気づくことに。

 

海外ではSIMロックがかけられることは少なかったんですね。

 

それを知ったユーザーの「SIMロック」不満の声が大きくなり、ついに国が「SIMロック解除」をキャリアに求めるようになりました。

 

とはいえ、国で作った「SIMロック解除の義務化」ガイドラインはSIMロックを禁止しているものではなかった。。

 

そしてキャリアは、「SIMロック解除は要望があればする」といった方法を取ることに。個別対応するってことです。

 

ただこれにも条件を設けていて、その条件はキャリアごとに違います。

 

その条件とは、SIMロック解除できる機種を限定したり、SIMロック解除作業を「有料」にしたりといったもの。

 

利用者にとっては海外のように自由度が高い方がいいかもしれないけど、お客と長いお付き合いをしたい企業にとっては「SIMロック解除は嫌」ってことですね。

 

SIMフリー端末って何?

「SIMフリー端末」とは、海外のように最初からSIMロックを施していない状態の端末のこと。

 

「SIMロックフリー端末」とも呼ばれます。

 

上でお話ししたことの振り返りになりますが、

 

SIMロックされた状態で発売され、「要望によっては対応可能機種のみSIMロック解除するよ」という日本のキャリアが販売する端末と区別したものの呼び名です。

 

そもそも海外ではなぜSIMカードと端末の選択が自由化されているかというと、

 

ヨーロッパなど国境を越えることが多い生活スタイルに「SIMロックフリー」はむしろ便利で必要不可欠な仕組みだから。

 

海外のキャリアはむしろそのサービスを売りにしているのですね。

 

どっちがいい?SIMロック版とSIMフリー端末

ここまでの話を読むと、SIMフリー端末の方が自由でいいって思うかもしれない。

 

ただ、利点と欠点は知っておいた方が良さそう。

 

同じ機種でSIMロック版とSIMロックフリー端末を比較する時、「iPhone」を例に見るとわかりやすいです。

 

iPhoneは日本の3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が販売するSIMロック版と、

 

アップルストアが販売する(もしくは海外で販売されているものの並行輸入)SIMフリー端末があります。

 

SIMロック版

利点

  • iPhone 端末と通信プランとのセット割引がある(端末購入時に大きな金額を用意しなくていい)
  • 端末の不具合・故障などのトラブルにすぐに対応してもらえる

 

欠点

  • SIM(契約)を他キャリアに変える際、SIMロック解除しなくちゃいけない
  • 端末代がお得に手に入るとは限らない

 

SIMフリー端末(iPad・iPadminiも同様)

利点

  • どのキャリアのSIMカードも利用できる(キャリアに縛られない)

 

欠点

  • iPhone端末の割引サービスがない
  • トラブルの際のサポートが受けられない場合がある(自己責任)

 

SIMフリー端末は自由な反面、自己責任が伴うのがわかりますね

 

意外に知られていないSIMカードの危険性

上でも説明した通りSIMカードには電話番号や連絡先など、契約者である自分の大切な記録されています。

 

人手に渡り、万が一悪用されたりって考えると恐ろしいですよね…。

 

それを考えると、SIMカードってとても大切にしなきゃいけないもの。

 

使う必要が無くなったケータイ・スマホのSIMカードも、すぐに自分で処分するのがいいですね。

 

処分方法はハサミを入れて細かくしたり、破片を分けて捨てるのが良いようです。

 

 

契約した先によっては、「SIMカードは解約後に返却してください」ってところもあるので、処分前に必ず確認してください。

 

私はSIMカード自体に個人情報が記録されているものとはつゆ知らずだったので、使用済みケータイもSIMカードも今までひたすら放置していました(汗)

 

「電話機本体を壊せば情報は漏れない」なんて思っていたけど、大間違いだった!

 

まとめ

ということで「そもそもSIMとは??」と、何も知らない状態からの調べでここまでお話ししてきました。

 

これだけでもかなりSIMについて理解できなのでは?(と願っています)

 

個人の話ですが、私が現在使っているスマホは夫のお古。夫が以前使っていたものをもらい受け、「SIMカードなし」で使っています。

 

どうやって使っているかというと、WIFIを利用してメールやLINE・アプリをしています。

 

この場合キャリアの通話サービスは受けられませんが、通話のみ別でSIM契約した端末も持っています。つまり「二刀流」。

 

人におすすめはしませんが、私的にはこれが都合が良くて。

 

夫は自分のSIMカードを抜き取り、新しいスマホにSIMカードを入れ直して利用しています。

 

SIMカードのことを知っていれば、そんな使いかもできますね(←よく知らずにやっていたのは私)。

 

携帯電話のお店に行く前に自分が欲しいサービスを検討してから行くと、より自分に合ったSIMカードや端末を選べそうですよね。

 

格安SIMについてはまた別で書こうと思います。

 

それでは今回はこの辺で!

 


 

そもそもSIMカードとは?小学生レベルでわかるように説明してみる、いかがでしたか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

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