今回は、孫の私にアドバイスしてくれた、おばあちゃんの「結婚するならこんな人(男性)」話です。ドライブしている時にもわかる!?一つの判断材料とも言えるでしょう!
おばあちゃん子だった私は、成人しても仕事帰りなどにおばあちゃんに会いによく行ったものです。人生経験が豊富だったおばあちゃん。まさに女王の貫禄だったおばあちゃんに、いろんな相談をしていました。
当時の私のいつもの話題は、ずばり結婚。とにかくその当時、結婚したかったんです!
おばあちゃんに、「結婚するならどんな人がいいかな〜?」と相談しました。
するとおばあちゃんは、ドライブの際に見る相手の反応で判断できる話をしてくれました。
細かいシチュエーションを想像し、例に出してくれたおばあちゃん。こんな例です↓
(おばあちゃんは田舎の方言がありましたが、ここではわかりやすいように書きました)
『一緒に車に乗って出かけた時、「どこか食べに行くか?」と聞いてきたとするよ。そしてシロイヌちゃん(私)が、「まだお腹減ってない」と答えた時、「そっか、じゃあもうちょっと後にするか」と、こう言ってくれる人がいいな』
『店に入って、真っ先に自分が食べたいものを選ぶ人はダメだよ。「お前何食べたい?」と聞いてくれる人がいい。』
『また車に乗ってて、シロイヌちゃんが、「喉渇いた」と言った時、「そこの自販機でなんでも好きなの買ってきな」とお金を渡すような人はダメだな。』
『「喉渇いた」と言った時、「何が飲みたい?」と聞いて、買ってきてくれる人、そういう人がいいな。』
そうおばあちゃんは言いました。
(つまり、自分勝手でなく、女性に合わせてくれる思いやりのある人、ということなのかな?)と私。
おばあちゃんが具体的な例を出してくれたので、とてもしっくり来ました。
私はその言葉通り、今の主人と結婚を決めました。結婚9年目。価値観の違いもあるけど、一緒に暮らすのが苦ではないのは、相手のそういった性格面のおかげかと思います。
おばあちゃんの話に戻りますが、おばあちゃんはとてもよく人のことがわかる人でした。
姓名鑑定というものをご存知ですか?
祖母は画数を見ることはあまりせず、会ったことの無い人でも、その人の名前の字面から、その人の様子を見る人でした。
占い師をしていたわけではありません。どこでどんなふうに習ったのかは今となっては分かりませんが、それがとても当たっていたんです。
名前から読み取るのは、その人の性格、家系的な因縁、どういった人生であるか、などです。
あまりに当たるのが面白くて、私は思い当たるまま、自分の周りの人の名前を出してみました。
それが、本当に的を得ていました。
例えば、
「この人の周りは人が寄ってくる。人気があるね。でも仕事は遅い。重い荷を背負ってる。」
とか、
「この人は衝突の因縁だから、人の間に挟まれて苦労したり、車の事故も多いんじゃないかな。」
とか、
「この人はわりかし幸せなんじゃない?性格的に楽な方に、楽な方に、流れて行く人だね。」
とか、
「この人は一見柔らかく見えるけど、頑として動かないようなとても強いものを持ってる。仕事するのが嫌いな人だから、面倒見てくれる人がいなくなれば、きっと病院で一生過ごすことになるだろうな。」
とか。
また、ある一人の友人の名を出した時、突然おばあちゃんが大笑いしたんです。
「どうしたの?」と聞くと、
「この人と結婚しな」と真顔で言うのです!
「どうして?」と驚いて聞くと、徳がどうとか、こうとか。よく分かりませんでした。
ただ、不思議なことにその人は私と同じ誕生日の人で、年月日が全て一緒の人だったんです。ちなみにおばあちゃんにはその事は伝えませんでした。でもなんだか縁がありそうに感じました。
生憎、その時私には別で付き合っていた人がいたので。。。もしかしたら良い縁を逃したかもしれません(笑)
姓名鑑定のエピソードは沢山あるのですが、特に印象深いもので、一人の女性の人生を変えた(?)とまで言っていいかは分かりませんが、一つ話を挙げます。
私が当時の職場で、とても仲良くさせてもらっていた先輩の話です。とっても余計なお世話ですが、結婚適齢期の先輩が、彼氏を全く作ろうとしていなかったのが気になっていました。相手は見つけたいと言っていたのにも関わらず、です。
そんな先輩の名前を、おばあちゃんに何気なく見せました。
「この人はどんな人?」と、いつものごとく。
するとおばあちゃん、第一声で、「この人は頭がいいね!」
そして第二声で、「んーでも、この人は結婚相手を見つけるのはなかなか難しいな」
そういうのです。
「なんで難しいの?」と私。
『素直じゃないから。何か人に言われても、「そうだね」と言えない人』とおばあちゃん。
(ほー。)と私。
そしてまたまたとっても余計なお世話なんですが、そのおばあちゃんの話をそのまま先輩に伝えたんです!
先輩はとても心の広い人でしたので、後輩の私の余計なお世話を、「うんうん」と真剣に聞いてくれました。
そして、「私も自分で気づいてたことだけど、おばあちゃんから言われると、本当にそうだなって思う。」と、自分を変えていこうという意識になったようです。
その後、それまでは合コンなどの出会いの場には参加しなかった先輩も、積極的に参加するようになりました。
それからあまり時間が経たないうちに、いい人が現れ、あれよあれよと結婚が決まりました。
おばあちゃんのあの一言を聞いても、「へー」で終わればそれまでだったかもしれませんが、先輩はとても素晴らしいことに、あの一言だけで内省し、すぐに行動に移し、結婚するという目的を叶えたのです!
先輩の旦那さんもとても素敵な方で、おばあちゃんが言っていた、「結婚するならこんな人(自分勝手ではなく、女性に合わせてくれ、思いやりのある人)」に当てはまる人です。
私のおばあちゃんが言っていた、「結婚するならこんな人」。
きっと皆さんにも理想や条件はあるかと思いますが、とてもシンプル、だけど重要な要素としてご参考になれば嬉しいです。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!