今回は海外渡航の際、現地で浮かない服装でいることこそ超防犯になる?といった話です!
海外旅行などの際、現地で浮くような服装は避けたいですよね。
海外で浮かない服装をすることは、気分的なものだけでなく、「防犯」にもなるということ。
今回ご提案するのは、海外で浮かない服装をする一つの手段であり、同時に防犯にも超効果的な方法です!
そして「誰にでもできる!」というのがポイント。
ただ、、、
この手段は時間を要するので、短期旅行者には向かないかも知れない。
そして海外に長期滞在、もしくは海外旅行慣れしている方は自然のうちにしているとも思えます。
一体それはどんな手段であり、方法でしょうか?
服装に狙われるワケがある?
まず「浮かない服」を語る前に、「防犯」についての話を少ししたいと思います。
「スペイン」というと、治安が悪いイメージはないでしょうか?
いつだったか「国別治安ランキング」を見た時に、スペインは「ヨーロッパ一治安が悪い国」とランク付けられていたのを覚えています。
私は過去に数回、単独でスペインに渡りました。
海外旅行中は移動中隣の席の人と、ちょっとした会話をするものですよね。
「どこの国に行くんですか?」「どんな目的で?」などと話は始まるもの。
スペインへ渡航の際に出会った日本人旅行者の多くが、スペインで犯罪に巻き込まれた経験を話していました。
「首締め強盗」の被害にあった方もいたり。。
私も「日本人は本当に狙われるから、気をつけて!」と、よく現地人に注意喚起されたものです。
なぜ同じ旅行者でも日本人観光客がピンポイントで狙われるかというと、その理由は「財布の中身」にあります。
初めは盗む側も、さまざまな国の旅行者を手当たり次第狙っていたようですが、盗んで比べてみると財布の現金が圧倒的に多いのが日本人観光客だったようです。
帽子で判断してる?
実はスペイン人は全体的に見て、日本人と背格好がさほど変わりません。そして黒髪の人も結構いる。
ですが彼らは相手の後ろ姿を一目見て、「外国人」と判別できるのだそう。
その一つは「帽子」です。
スペイン人は帽子をあまり被らないんだとか。帽子を被る習慣がないというよりも、「ヘアスタイルをを大切にしているから」という理由が一つあるようです。
だからスペイン人は街で帽子をかぶっている人を見れば、「外国人」と察するのだそう。
スペインで「浮かない服装」を取り入れるなら、帽子を脱ぐのが一つ方法と言えるでしょう。
日本人は見分けられる?
ではどうやって犯罪者はアジア人の中から日本人を見分けるのでしょうか?
スペイン人にとって国籍の判別が難しいとされるアジア人ですが、盗みのプロもしくは、観光地の住民ともなれば、観光客の服装によってなんとなく見分けられるのだそう。
中国人、韓国人、日本人には、「服装の違い」があるんだとか。
特に韓国人はわかりやすい話でした。「ファッションセンスが独特だから」とのこと(スペイン語学校の先生談)。
現地で浮かない服装をするのが防犯に?
海外旅行上級者であればしている方もいるであろう、一つの防犯手段ですが、
これはズバリ!「現地人と同じ服装をする」こと。
当たり前と言っちゃ、当たり前と言える?(汗)
この服は日本から用意するのではなく、現地に行って用意すべき。
現地の人がどんなかっこをしているか実際に観察し、現地の店で購入するのが一番です。
この手段は防犯になるだけではなく、また単に海外で「浮かない服装」でいるためだけではなく、
- 海外に持っていく荷物を減らせる
- 海外の服というお土産ができる
- 現地人になりきるという楽しみになる
など、利点は多い!
日本人のカッコはクラシック?
なぜ「現地で浮かない服装」を私シロイヌが取り入れたかというと、以前スペイン滞在中にお世話になっていた家庭のお母さんに言われた一言がきっかけでした。
「シロイヌのカッコはちょっとクラシックよ」
と。つまり「ダサい」ということ。
ガーン。。。
実はスペインはとってもおしゃれな人が多い!
お国柄男は男らしく、女は女らしくという意識があるようです。
生まれながらにスペインの女の子は、病院でピアスの穴を開けられます。
これは性別の判断目的ではありますが、「女性らしく」という意識も少なからずあるように見えました。
スペインのお母さんは年頃の娘の服をアドバイスして選んであげるくらい、ファッションセンスが冴えている。
さすが「洋服」の歴史が長いだけあります。
私の服装を「クラシック」と指摘したお母さん(60代)のかっこは、いつも「どこのパーティーに行くの?」的な格好でした。
ハイヒールに、胸の谷間がガッツリ見えるボディーコンシャスなワンピース。
美容にも余念はない。
髪の毛をプラチナブロンドに染めて、「かけられるところは全てかける!」と言わんばかりに、大振りのアクセサリーをジャラジャラ身につけていました。マニュキアは欠かしたことはありません。
元プレイメイトのパメラ・アンダーソンに激似。
そんな彼女はスペインでもちょっと気合い入れすぎにも見えましたが、とても似合っていたし、ファッションを楽しんでいるところが素敵だった。
彼女から見れば、私のカットソーにジーンズ、そしてスニーカーの姿は、「女らしさ」に超絶欠けていたのでしょう。
よく、「まだここにアクセサリー身につけてないわよ?」なんて指摘がありました(笑)
彼女は決して特別ではなく、スペインはおばあちゃん世代でもマニュキアや、アクセサリーを身につけることを欠かせません。
またスペインはファストファッションがかなり進んでいて、若い女性は翌年に同じ服装をしないなんて話も。
若い女性は常に流行の服装に身を包んでいるイメージはありました。
日本でも知られているZARA、Bershka、Mango、などはいずれもスペイン企業ですよね。他にも現地には数え切れないほどのブランドがあります。地方ブランドまであるくらい。
というわけでシロイヌ自身もその後、スペインのお母さんのご指導のもと、スペインでのファッションそして美容を大いに楽しんだのでした。
「みすぼらしいカッコ」は無意味?
よく日本からの旅行者で、現地でスリなどの犯罪の被害に会わないように、あえてみすぼらしいかっこをしていく話を聞きますが、、、
これはあまり防犯の効果はないように思います。むしろ防犯となる前に、現地の人に蔑まされて見られる可能性も。
スペインもそうですが、おそらく他のヨーロッパの地域も、ファッションなど見かけのエレガンス(?)を重んじている人々が多いように見えます。
女性は素敵な格好をしているだけで、現地の人からの扱いはかなり違ってくるもの。これはかなり顕著にわかります!
ハイブランドを身につけたりなどは、絶対的にNG。「狙ってくれ」と言っているようなもの!
ですが清潔感があり、どこの店に入っても恥ずかしくないようなステキな装いがベターかと思います。
「じゃあ具体的にどんな格好すればいいの?」って思いますよね(汗)
ということで、現地に行って購入するのが一番と考えます。
その店は何も特別な店ではなく、どの国にもあるデパートやショッピングモール的な、現地人が日用品を購入する場所が良さそう。
旅行上級者なら現地の人に、「どこで服買ってるの?」と聞いてみてもいいですよね。
お店で「コーディネートして欲しい」などと店員さんに声をかけてみるのもいいかも。
「浮かない服装」をした結果は?
私個人としては、現地人と同じ服装をしていたからか、海外で犯罪の被害にあったことはありません(←慎重な性格が理由かもしれないですが)。
これは防犯のためではありませんが、私の場合は長期滞在でしたので、現地の美容院にも行っていました。
すると服装以外の見かけもスペイン仕様に。
そうなるともはや観光客には見えないらしく、現地のスペイン人に「養子かなにか?」なんて言われたことも(スペインは中国人の養子の受け入れが多いようです)。
アジア人でも現地人に見えれば、スリなどに狙われる率は低くなるように思います。
と、ちょっとスペインという土地に焦点を当てた話になってしまいましたが、、、
『郷に入っては郷に従え』というように、外国に行ったら現地の風習に習うのが一番!
やはり海外では浮かない服装を心がけるのは旅を楽しむ上でも重要なポイントかと。
それが防犯になるなら、なおのことですね。
【海外】浮かない服装こそが超防犯に!旅行上級者が到着後にすること、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
海外では日本人が狙われやすいってよく聞きますよね。顔も童顔に見えるっていうし。
私は短期旅行ばかりですが、不安な思いをしたことがあります。服装を見られているんですね。旅行に行くときはそういった点も気を付けて準備すると良さそうですね。
くりさん、コメントありがとうございます!
顔が童顔か、、、若く見えるのはいいことですけどね!
観光で行くんだとしたら、観光客としてもうバレバレなので、あえてみすぼらしいかっこをせずに、持ち物管理に気をつけて堂々としていることくらいが、できることかも知れません。