こんにちは!今回は、「働くこと」についてです。「働くって?」と考えること自体バカらしくなるくらいの、新しい価値観に触れた時のことを書こうと思います!
「働くこと」について、の理由や目的って、ある人はあるでしょうけど、理由や、目的が無くても、無意識に働いている人が多いのではないでしょうか?
そもそも働くのは、生活するのに必要な場合がほとんどですよね。
ただ海外に出ると、日本人って本当に勤勉だと気付かされます。日本では、「働きたくない」と堂々と言う人がいなければ、「働きたくない」という人を社会は白い目で見るようにすら思います。
そんな「働く」においての価値観も、日本ならでわであって、海外とは大きく異なるんですよね。
これは私がスペインに行っていた時のこと。
私、スペインが大好きなんです!本当に自由で!これについて話すと、エンドレスになってしまいますが、精神的自由度は日本とは比べ物になりません。そんなところが、私にとって居心地が良かったんだと思います。
現地の人の価値観があまりにも日本とかけ離れていて、よく一人で笑ったものです(笑)
彼らの悩みを聞くと、私の深刻な悩みなんてアホらしいと思えるくらい、なんというか、、、悩み自体が明るく、短絡的なもので、よく笑わせてもらいました(笑)
性について奔放だったことには驚愕でした!家族団欒の食事の時に、性器の話はもちろん、セックスの話はよくしていたのを覚えています。
同性愛者が超絶多い土地だったことから、同性愛の恋愛事情についても「身近な世間話」として、多く語っていました。食事中に、「そういえば、いつも行く床屋のおじさんが、最近若い彼氏と住むようになったんだよ(若い男は金目的で)」といった世間話は始まります。
そんな話を家族皆で、なに食わぬ顔で話していたのです(おじいちゃん、おばあちゃんも当たり前に、会話に混じっていました)。
そんな日本とは価値観がまるで違う場所にいたんですが、そこではもちろん、「働く」ことにおいても、日本の価値観とは大きく違うことを、目の当たりにしました。
あくまで私の印象ですが、スペインの人は、働くのを美徳とはしていません。むしろ、「働きたくない」意思を、堂々と持っていて、主張もします。
驚いたのが、道端に座って、物乞いをしている人。中には10代後半の若い女の子もいました。身なりは至って、一般的。本当に貧しくてやっている訳ではなさそう。売春目的でもない様子。
当時の彼に聞いてみると、
「働くより、ああやって一日道で座っていた方が、入ってくるお金は多いんだよ。近所のおばあさんもそれを知って、働くのをやめて、道端に座るようになったよ」
とのこと。
(いくら稼げるからって、恥ずかしくないのか…)と私は思いましたが、日本人の感覚なのでしょうか。
また、ある商店の話を聞いたんですが、それがこの国の人の価値観を物語っていたように思います。
商店のおじさんは、バイトで雇っている人の真面目に働く様子を見て、「うちで正式に働かないか」と提案したそうです。
するとバイトで働いている男性は、
「え?僕が正社員で働く?そんな!僕が朝から晩まで働く訳ないじゃないか!NO!NO!絶対嫌だよ、大変な思いは!」
と、固辞したそうなんです(汗)まるで働くことが「ありえない」ことのように。。。
これは一例です。彼らの価値観に、「どれだけ働かないようにするか」を考えているようにすら、見られました。
同じくスペインにいた日本人の友人の感想は、
「働かないなんて、生きてる意味ないよね」
といったもの。「働く」についての価値観は、国により大きく異なりますね。
スペイン人はとても社交的に見えました。
朝からカフェには人がいて、割と年配の男性が多かったですね。常連客でしょうか?毎日賑わっていました。
そのように人との会話をひたすら楽しんでいるようです。
また、ラテンの国らしく、家族の結びつきがとても強い。情熱が有り余ってか、よく喧嘩も見られましたが、家族との時間が人生において最も大切のように見えました。
「働く時間」よりも。
働かない目的はそこですね、きっと。「働く時間」を、友人や、家族との時間にしているんだと思います。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!