今回は、オーガニックは金持ちだけではないという話。
身近では極貧とも言えるシングルマザーもオーガニックな生活を取り入れています。
友人自身が言っていることとは言え「極貧」なんて失礼な!ですが、、、
わかりやすい例としてあげさせてもらうことにしました(汗)彼女であればわかってくれるはず。
オーガニックでナチュラル、自然な生活様式って、お金持ちだけができるって思っていませんか?
私は思っていました。
でも実はそんなことは全くありません。収入ではない。価値観の問題かと思います。
ここでは理想論ではなく、実際にお金持ちではない人でもオーガニックを取り入れている話をできるだけありのままに書いてみようと思います!
オーガニックを鼻で笑っていた私
昔テレビ番組で、アメリカの富裕層がオーガニックスーパーマーケットにこぞって行っている様子を見ました。
取材班が「オーガニックを選ぶ理由は?」と、オーガニックスーパーのお客に質問したところ、
「体のことを考えて。だって一般に売られている野菜を食べるなんて毒を食べるようなものじゃないか」
と笑顔で話していました。
それを見て妹と、
「毒を食べるようなものだってー!」
「お金持ちはオーガニック好きだねぇ」
なんて、面白おかしく反応していたものです。
オーガニックを選ぶ理由なんて、そもそもお金持ちが「より質の良いものを」と購入するもので、一般人には関係のないものと思っていました。
質素なわが家もオーガニック
そんなエピソードはありますが、私も結婚して子供が生まれ、色々な気づきがあったことで価値観が大きく変わり、いつの間にかオーガニックを選ぶようになりました。
収入が増えたからという訳ではありません。
むしろわが家は一般の家庭からしたら質素な方じゃないかな?
いい車なんて乗ってないし、住んでいる場所は築50年程の年季の入った宿舎。
趣味もありますが、節電していることで年間を通して電気量は3千円ちょっと(2千円台の時も)。
誰でも持っているような電化製品が、わが家には置いてありません。
子供服は少しくらい切れても繕って着せているし、自分の服も3パターンくらいを常に着回している。
ミニマリストを目指している訳ではありませんが、物を増やすにのにはかなり慎重派。
何も無理してこうした生活をしている訳ではなく、お金を使うところには使っています。
例えば食や身につけるものの素材、そして子供の教育。
そうした物には割と出し惜しみはせずに、良いと思ったものを選んでいます。
極貧シングルマザーもオーガニック?
お母さんになり、価値観が変わった私ですが、オーガニックやナチュラルな暮らしを志す中で、周りから反感を買うことはありました。
一番は家族ですね。幸い夫は理解がありましたが、実の母や妹からは良い顔をされなかった。。
「個人の思考なんだから」と思っていても、家族だと付き合いがある中で、「こだわり過ぎ」とか、「自己中」などと言われたものです。
とはいえ、自分の気持ちを変えることはできずで(汗)
けれども私のようにオーガニックな生活をしている人って、実は探すといるものです。
自分の中の検索エンジンのキーワードが変わると、新しいキーワードでのご縁が来るもの!
家族から反感を持たれた私ですが、同じような生活に興味のあるママ友と出会う機会は多くなりました。
オーガニックを目指すママ友がどういう人かというと、普通の一般人。
セレブや富裕層などのお金持ちでもなんでもない、ごく一般的なサラリーマン家庭です。
中には極貧とも言えるほどに生活が困窮しているシングルマザーもいる。
彼女は「一般的なお菓子は食べられないと」、スーパーに置いてあるビスケットの3、4倍の価格のオーガニック?自然食?なビスケットを手に取っていました。
オーガニックに収入は関係ない?
確かにオーガニックでおしゃれなパン屋さんの駐車場には高級外車が多く見られたりもするかもしれないけど、
私の周りで言えば一般的なサラリーマンより収入の高めな層で(例えば旦那さんが医師とか)、高級外車に乗っているようなママ友も、
「オーガニックは家計が圧迫されるから買わない」
「せめてスーパーで添加物の少ないものを選んでいる」
なんて話していたり。
ですのでオーガニックを選ぶのは収入ばかりでなく、それぞれの価値観だと思うんです。
お金を使うところが違うと言っていいかもしれない。
そもそもなぜオーガニック?
じゃあ私を含めてなんで高価なオーガニックを選ぶかという話ですが、
その理由もそれぞれだと思います。
私個人の話をすれば、私はオーガニック、もっと言えば自然食が好きで、食べ物の他にも生活の中でできるだけケミカルなものを排除したい気持ちでいます(洗剤などその他色々)。
その理由としては、
- 実際に食べて美味しい
- 添加物・農薬・遺伝子組み換えの怖さを知ったから
- 自分や家族の持病が治ったから(喘息・アトピー・花粉症など)
- 自分・家族の心身の健全のため
- 水や土を守りたい
- オーガニック&自然栽培の農家さんを応援したい
- 7代先の子孫を考えて(←壮大すぎ?)
そんなところです。
とはいえ、全てをオーガニックにするのはやはり厳しい。お金がいくらあっても足りません(汗)
だから私は、自分のできる範囲で取り入れています。
人生の選択肢の一つとしてのオーガニック
より自然なものは、体にいい。
けれども、そういった物質的なものが大切なのと同じくらい、精神的なものも大切だとよくよく感じています。
オーガニックを楽しんでできれば良いのですが、例えば「食の害」の恐怖感や義務感から仕方なく取っていたりすると、心を硬くして逆に病んでしまう。。
食べられるものが何も無くなって、精神的に追い込まれてしまった人も周りチラホラいたり。
マクロビで体がボロボロになった友人もいます。
そんな私も実際何を食べていいかわからない時期もありました(汗)
でも人間は食べなければ生きていけないですし、どうせ食べるならありがたく、喜んで食べたいもの。
健康に生きることだけが人生ではないですし、与えられた命をどう使うかにマインドをシフトしたほうが自分も周りも幸せでしょう。
私で言えばもうアラフォーだし(笑)
ですので、オーガニックを選ぶのは何もお金持ちだからではなく、自分の価値観や人生の選択肢に喜びとしてオーガニックがあっても良いんじゃないかな?と思う訳で、
そんなところで今回はこの辺でお話を終わりにします!
ではでは。
オーガニックは金持ちだけではない!極貧シングルマザーもオーガニックでいる事実、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!