子供に選ぶ苦しくないマスク!害なく息がしやすい生地・形を考えた結果は?

 

こんにちは!シロイヌです。

 

今回は子供に選ぶ「苦しくないマスク」について書こうと思います!

 

今どこに行くにも「マスクをつけて」のお願いがありますね。マスク必須な世の中になっています。

 

長時間マスクをつけなければいけない場合、子供がなるべく苦しくないものをと考えるお母さんもいるかもしれない。

 

子供に選ぶ苦しくないマスク①:生地の効果をチェック

 

素材別に効果を見てみましょう。このようになっています。

 

引用:国立大学法人豊橋技術科学大学 Press Release 2020年10月15日

 

これはあくまで「飛沫」の実験であり、ウイルス自体の拡散が防げるのか?と疑問にも思いますが(ウイルスはマスクの穴よりずっと小さいと聞く)、、それは置いておいて、

 

マスクをしていない人の吐き出し飛沫量を100%とした時、不織布マスクをすることで20%になります。

 

そして布マスク、ウレタンマスクの順で、効果は落ちている。

 

また「吸い込み飛沫量」についても、不織布マスクは30%に減らすことができ、不織布マスクの効果が一番高いとの結果が出ています。

 

一般的なマスクで飛沫を防ぐのに一番効果があるのは、不織布(ふしょくふ)のマスクのようですね。

 

「じゃあ不織布がいいの?」という話ですが、不織布のマスクは息がしずらく、夏場などでは大人でも苦しくないでしょうか?

 

 

酸欠を放置しておくのも怖いこと。酸欠状態が続くとこのようなことが起こります↓

 

□思考回路が低下し、ミスを犯しやすくなる

□やる気や根気がなくなり、集中力が続かなくなる

□仕事の生産性が低下する

□体に力が入りづらくなる

□疲労感が出てすぐ眠くなる

□頭痛やめまいを感じやすく、調子の悪さを感じる

□上の結果免疫力は低下し、感染症を発症しやすくなる

 

個人的にはメンタルの面もかなり心配です。

 

マスクを毎日長時間、そして長期間つけるなら、「マスクの弊害」についても知っておくべきでしょう。

 

子供に選ぶ苦しくないマスク②:生地の害を考える

 

上で取り上げた「不織布」について少し語ります。

 

不織布は紙でできていると思われがちですが、その原材料には主に、石油などから作られている化学繊維が使われています(ポリプロピレンやポリエステル)。

 

そう、不織布は「化繊(かせん)」です。

 

 

それを1日何時間も口に当て、何ヶ月も過ごすって、生地の原材料的に害はないのだろうかとても疑問。。(すぐには影響はなくとも、何年も経ってからとかね)

 

口から入ることを考えるのももちろんですが、肌自体も呼吸しているんですよね。そこに当てる素材って結構重要!

 

化繊を身につけることで、赤血球がぐちゃぐちゃの団子状になる話を以前勉強したことがあります。ですからなるべく自然素材を身につけようという話。

 

自然素材には綿や麻、絹があります。

 

一時の間ならまだしも、長時間、長期間使うのであれば、ましてや子供ですから、なるべく自然の素材が良いのではないでしょうか。

 

子供に選ぶ苦しくないマスク③:息がしやすい生地はこれ!?

 

自然素材生地の中で、実際に親の私が色々試してみた結果を書こうと思います。

 

とはいえ、「絹」は高価で手が出せなかったので、絹マスクのレビューは残念ながら書けません(汗)

 

ですがおそらく絹はすごくいいと思います!

 

絹は湿度の高い日本で昔から重宝されてきた生地ですから、抜群だと想像できる。静電気が起きにくいし、チリやホコリも付きにくいので、綺麗な状態を保つことができます。

 

(安価過ぎるものや、縫製は化繊糸の作りのもの、もしくはマスク中に何か別の素材が入っているもの等はちょっと想像できません)

 

私はそれ以外の「麻」も、「綿」も試しました。

 

手前の麻マスクは、頂き物。地元のデザイナーさんの作品です(→アトリエ装ウ

 

「綿」はよく目にする「ガーゼ生地」と、「サラシ生地(手ぬぐいなどの)」です。

 

ガーゼ生地は夏場は顔にピタッとくっついて暑苦しい。。通気性は良いとは思いますが、お勧めしません。

 

国から支給された何層にもなっているタイプ。気密性は増すけど苦しい。

 

ということで、おすすめは「サラシ生地」。赤ちゃんのおむつになるだけあり、とてもサラッとした肌触り。

 

サラシ生地。意外にドラッグストアでも売っている。

 

蒸れませんし、汗も吸収してくれ、また速乾性もあります。

 

これは今まで使った中でも最も苦しくないマスク生地!

 

また、夏場は「麻」もいいです。苦しくないもので言ったら、麻が一番息がしやすい。

 

でも注意なのは、原材料に「麻」が入っているけど、化繊も混じっているものです。

 

私は使ってみましたが、やはり化繊が入っていて、夏場マスクの中は蒸れて汗だく状態!(外では5分とつけているのが苦痛でした)。

 

ということで、おすすめは綿のサラシ生地、もしくは麻(100%)です。

 

もし生地やさんに行くなら、ただ「サラシ生地」、もしくは「麻100%」というだけでなく、実際に手で触ってみて生地を選びたいものです。

 

プリントや色、質感によっては、マスクに適さないものもあるので。

 

子供に選ぶ苦しくないマスク④:形はこれ!重さも考えた結果

 

マスクの形についてですが、シンプルに「3D立体」が呼吸が楽ですね!(上の画像のマスクの形)

 

他にもひだになったものなど、色々な形はありますが、マスク自体の重さを考えると、生地をあまり使わないシンプルなこの形がいいんじゃないかな?と。

 

くどいですが、長時間、長期間使うマスクです。体が発達段階の子供には、できるだけ身軽でいてもらいたい。

 

あまり重かったり、締め付けたりするのって、骨格の影響を考えてしまいます。

 

ということで、この鳥さんみたいな形がいいかと。

 

子供に選ぶ苦しくないマスク⑤:どこで手に入れるの?

 

さて上で話すおすすめのマスクはどこで手に入れられるのかって話ですが、、

 

手作りしている方が多いです。

 

メルカリなど個人でも販売していますが、実際のところ売られているマスクがイメージするようなものかは、購入してみないとわかりません。

 

「手作りって面倒じゃない?」と思いますよね。

 

確かに面倒ではある(笑)

 

とはいえ、マスクって毎度毎度洗わなければいけないもので、それなりの枚数は必要。

 

それであれば、作るのが安く済みます。

 

自分の好きな素材で、好きな厚み、好きな形で作るのは、やはり手作りが一番です。

 

ちなみにより「息がしやすい生地」を選ぶのなら、印刷のないものがベスト。インクも石油系なので(汗)

 

サラシの端切れを買ってきて作った自作のマスク。内側もサラシです。

 

子供に選ぶ苦しくないマスク⑥:マスク作りで必要なものは?

 

マスク作りで必要なのはこちら↓

 

【マスク材料】

□生地

□紐

□糸

 

【道具】

□針

□糸切りばさみ

□アイロン

□ミシン(なくても良い)

 

これだけでできます。ご家庭で用意できるものかと。

 

また、マスクはミシンがなくても、手縫いで作れます。手縫いであれば縫い目が柔らかいことで、より呼吸は楽でしょう。

 

詳しい作り方は本をご参照ください。3D立体の型紙がついている本は多いです。

 

ちなみに私が参考にした本はこちらです↓

 

 

ということで、手間ではありますが、毎日、しかも口に身につけるものですので、この際手作りで作ってみてはいかがでしょうか?

 

いままで裁縫をしたことがなかったけど、「マスクを作ったことで裁縫に目覚めた」なんて話も聞きますよ。

 

私もかなり不器用な方で、マスク作りも何度か失敗してしまいましたが、それでも作れるようになりました。

 

ぜひ試してみて下さい〜

 


 

子供に選ぶ苦しくないマスク!害なく息がしやすい生地・形を考えた結果は?、いかがでしたか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

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