小学生でも一人電車に乗り降りしている子はいますね。
すごいなぁって思います!脅威的な自立心!
わが子も「お友達と一緒なら」と、子供だけで電車に乗せてみることにしました。
意外に教えることが多かった印象。大人は何気なく乗っていますが、子供にとっては大冒険家もしれない。
ということで今回は、「小学生の子供に電車の乗り方を教えた話」を書こうと思います。
心配性の私は、万が一を想定して細かな対応策を子供に伝えることに!?
小学生に電車の乗り方を教える①:文字が読めることは必須?行き先を確認する
大人なら何も困ることはありませんが、小学校低学年だと読めない漢字はまだ多い。
とはいえ、電車や公共交通機関に乗るのであれば、文字読む能力は必須でしょう。
例えそれが難しい漢字であっても、覚えなきゃいけませんよね。
駅に着いた私は子供達と、まず改札口への経路を歩きました。
改札口で確認することっていっぱい!
電光掲示板、もしくは時刻表をチェックして、
□時間
□行き先
□ホーム
を確認しなければいけない。
とはいえ、子供は覚えるのが早いです。書くことはできないかもしれないけど、駅名はその場でいくつか覚えました。
小学生に電車の乗り方を教える②:切符の買い方
「自分が行く駅の下に、料金が書いてあるよ」
切符販売機の上の料金表を見ながら、これからいく先の料金はいくらか、子供に確認しました。
なんとか見つけられ、早速切符を購入することに。
お買い物は算数の勉強になりますね。
330円の切符を買うのに、手持ちの小銭をいくら入れればいいか。そしてお釣りはいくら戻ってくるか。
生活の中の「算数」です。
子供料金のボタンを押して、無事購入。
Suicaを購入すれば簡単なのは分かりますが、まずは子供達に「電車の乗り方」を知って欲しかった。
小学生に電車の乗り方を教える③:困ったら「みどりの窓口」
大人なら臨機応変な対応ができますが、子供はまっさらな状態ですので、困った時のことを想定して、
『何かわからないことがあったら、切符売り場の隣の「みどりの窓口」に聞くんだよ。』
そう伝えました。
例えば、、
□電車乗り場のホームはここでいいの?
□近くのトイレを探している
□自分たちが乗る電車はこれ?
等々、疑問や不安、なんでもです。
子供だけで何か不確かなことをしようとすると、迷ってとんでもないことになるかもしれない。
例えばトイレを探していて、もとの道に戻れないこととか、なきにしもあらず。。
だから、
『そんな時は子供達で探さずに、必ず「みどりの窓口」に相談するように』
と伝えました。それが何かと安心です。
小学生に電車の乗り方を教える④:電車内のトイレ利用について
子供ですから、いきなりお手洗いに行きたくなることもあるかもしれません。
ということで、「トイレがある電車」もあることを伝え、場所や使用方法を確認しました。
ただトイレって密室になることから、防犯上少し心配な面もあります。
小さい子供なら、誰かと一緒に行くのが安心でしょう。
今回私も、トイレに行くなら二人で一緒に行くようにと、子供達に伝えました。バラバラになるのを防ぐためでもあります。
小学生に電車の乗り方を教える⑤:電車内のマナー
電車内のマナーについても伝えました。
□無闇に騒がないこと
□座席を靴などで汚さない
□優先席の場所
□混み合っている時は自分の荷物を座席に置かず、自分の膝の上に抱えておくこと
などです。子供といえ、公共交通機関を使えば一社会人ですからね!
小学生に電車の乗り方を教える⑥:降り場を確認
行き先が終点であればなんの問題もありませんが、その先も続くようなら、降り場を忘れないようにしなくちゃいけませんよね。
乗った駅から何番目と確認してもいいし、通過する駅名を覚えてもいいでしょう。
降りる駅に着いたら、出口までの経路も確認しました。
人でごった返していると、意外に方向が分かりにくいものです。。上の看板を頼りに進むように伝えました。
外への出口の確認は結構重要。東西南北を意味だけじゃなくて、きちんと体得しているとより良さそうです。
小学生に電車の乗り方を教える⑦:あらゆる万が一を想定して
万が一乗り過ごした時は、すぐに次の駅で降りることを伝えました。
そして改札口へ行き、ここでも「みどりの窓口」に相談するようにと。
相談する内容は、
□乗り過ごしてしまったこと
□親に電話をかけたいから、公衆電話のある場所を教えて欲しいこと
□親の迎えをここで待たせて欲しいこと
です。見知らぬ駅で親と待ち合わせするには、改札口が一番分かりやすく、安全と思ったので。
ケータイを持っていればある程度安心ですが、持っていない場合、もしくは何かしらな理由で使えないこともあるかもしれない。
『念には念』として、このように伝えておきました。
子供ですので、失敗することもある。
でもその失敗が大きく広がるようになるのは避けたいところです。
子供が万が一乗り過ごし、見知らぬ駅で公衆電話を方々探し、挙げ句の果て道に迷う、なんて想像するだけで怖い!
「こうなった場合どうするか」という事態を想定し、その場合にも臨機応変に、安全に対応できるよう手立てをとっておくと親も安心かもしれない。
安全のためにも
子供にケータイやGPSを持たせている方が多いですよね。
常日頃から子供が一人で電車を利用するなら、それがきっと安心でしょう。
でもケータイを持っていても不安な部分はある。
小さな子供でも身を守るために、防犯ブザーやホイッスルなどを持たせ、移動が長距離であれば食べ物・飲み物を携帯しているともっと安心でしょう。
列車事故って、何気に多いですよね!?
また、ちょっとドライになってしまうけど、声をかけてきた人に警戒することなども伝えました。
子供は「いい大人・悪い大人」の区別はつかないから。迷っている余地はありません。
実際に子供だけで電車に乗せてみた
一度目は親の私が付き添って電車の乗り方を教えましたが、二度目からは子供二人で乗せてみました。
子供だけで電車に乗れたのがとても楽しかったようで、興奮して待ち合わせ場所に走ってきた二人。
「できた!」が嬉しかったようです。自身にもなりますしね。
子供達にどうだったか聞いてみると、、
「楽しかった!けど電車の中が暇だから、今度は本を持っていく。」
とのこと。なかなか余裕がある様子。
でも乗り過ごすこともあるかもしれないので、「それは慣れたらね」と私。
ある程度の緊張感は持っていてもらいたいところです。
小学生に教える電車の乗り方!万が一を想定した抜かりない伝え方とは?、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!