子供の習い事で「大失敗!」なんて後悔のある親は私だけでしょうか?
脳科学的にも習い事を始める適齢は4〜7歳なのだとか。それくらいの年齢の子たちは大体、ひとつ、ふたつ習い事をしていますよね。
そんな子供の習い事の種類ってめちゃくちゃ多い!そこから絞って選ぶのは勇気ある作業かもしれない(汗)
子供の習い事は魅力的なものが多く見えますが、私たちの時間とお金は限られているから。
また子供が楽しんで続けられるかも一番肝心なところ。
ということで今回お話しするのは、主に以下についてです。
- 子供の習い事で大失敗する親の【3つ】の選び方とは?
- 親が子供に選んだ習い事の成功例
- 親はどう関わる?子供の習い事への心持ち
以上について、自身の経験をふまえて書いていきます!
大失敗する親の選び方
1. 親の思いだけで選ぶ
4〜7歳くらいの子供は経験も浅く、広く物事を見て判断するのは難しい年齢。
この時期の子供に変わって、親がやらせたい習い事を選ぶことはありかもしれない。
最終的には全て親の判断であり、子供への責任になります。
とはいえ、親が子供の習い事を選ぶのはある意味カケ。
本人が楽しくできればいいのですが、もしそうでなければ…?
選び方を間違え、無理に本人の嫌がることをさせれば、子供は習っているそのもの自体が嫌いになる可能性はある。
私の失敗談ですが、完全に親の私の思いでプールを選び、私の気に入った先生の下で習わせることをしました。
スパルタな先生でしたので、かなり早く泳げるようになりました。あっという間に100メートル。そして四種目。
でも、、、一年ばかりでやめてしまったのです。それは、子供が水嫌いになったから。。
そう、泳げるようにはなったものの、スパルタで教わったことで「水嫌い」になってしまったのです。
水は一度トラウマになると、なかなか解消するのは難しいなんて話を後から聞きました。
周りの話では、ママ友が小学校のプール授業がトラウマとなり、今でも「水が怖い」とプールに入りたがりません。
実は上で話した子供のプールの先生は元教員で、ママ友の学校の体育の先生だったのだそう。
彼女は学校の授業だけで水泳の四種目が全て泳げるようになったにも関わらず、先生のスパルタ授業によって「水のトラウマ」になったのです。
親の思いだけで子供に習い事を選び、無理にさせてしまったことに今ではとても後悔している私です。。
2. 子供の「やりたい」一言で決める
習い事の選び方ではよくあることかもしれません。
見学で行った際の、子供の「やりたい」の一言で習うことを決めること。
もちろん年齢が上がれば、その「やりたい」気持ちは本気かもしれない。
でも、子供が「これが習いたい」と言い出したものに見学に行くならまだしも、
親が連れて行った見学の場で子供が言う「やりたい」は、本気にしない方が良さそう。
というのも、上で申し上げた通り4〜7歳くらいの子供は経験が浅く、広く物事を考え決めることができないから。
親が見学に連れて行った際の「やりたい」は、その場の気持ちでしかない可能性が高いです。
現に、一度はやりたいと言ったものの、次に行った際、もしくはしばらく続けてみて、「やっぱりやりたくない」と言うことは多いですよね。
その子供に、「やりたいと行ったよね?」と責任を取らせるようなことはしない方がいい(汗)
まだ自分の発言に責任が取れるような年齢ではないからです。
子供ですから、「やる」と選んだものが「失敗だった」と思い直すことはある。
それを責め立てるなど、大人の倫理を持ち込んではいけない。
そう私も学びました。
3. 子供にあっているかあっていないかを考えない
誰しもに得意・不得意はあり、好き嫌いもあります。
私は子供の身体的特徴を考えて良かれと思って習わせたプール教室を、肝心な本人は好きではありませんでした。
もっと詳しく言うと、プール教室の「やり方」が好きではなかったようです。
子供は、「先生は好きだけど、教え方がいやだ」と話していました。
常に他の生徒と張り合わされたりや、「整列ー!」という号令など、軍隊的な雰囲気が嫌だったみたい。
先生は子供が好きで志の高い熱心な先生ではありましたが、昔ながらのスパルタな先生だったので。。
私はその先生と実際に話した時に、先生の人柄や熱心さを見て、「ぜひ子供を先生の下で習わせたい!」と思ったのですが、わが子には合わなかったようです。
そんな時に相談した幼稚園の先生からは、こう言われました。
「〇〇君(←子供の名前)にあった先生を見つけてあげたらどうですか?」
振り返ってみれば、本当にその通りだなと(涙)
今思えば、私が自分でその先生から水泳を習いたかっただけなのかもしれません。
何を習うかも大切かもしれませんが、子供にあった先生や教室を見つけるのも大切だと思います。
親が習い事を選んだ成功例?
では失敗しない習い事の選び方があるとしたら?と、ちょっと考えてみました。
習い事自体するか・しないかという話からすると、
- 子供が見つけてくるのを待つ
- 親が見つけてくる
になりますが、これはどちらの場合でも良いと思うんです。
子供が見つけてくるのは一番良いですが、親がきっかけを与えてもいいと個人的には思います。
いくつか習い事に見学に連れて行って、子供の様子を見てもいいですよね。
とはいえ、習い事は種類も教室も沢山。ある程度絞っていかなければ、見学に回るだけで疲れてしまいます。
子供の興味や特質を知った上で、どんな分野が楽しめそうか、親が探したり、選んであげてもいいと思うんです。
親が子供の習い事を選ぶのは上でも話した通り、ある意味カケではありますが(当たるか当たらないか全くわからないっていう)、
成功例もあります。
成功例として私の姉妹の話をしますと、父親が妹の様子を見て、一人はバレエ、一人は水泳をさせました。
それを選んだ理由は、父本人に聞いたわけではないので今となっては分かりませんが、母の話によればこんな理由で決めたようです(ざっくりですが)。
バレエを習わせた妹は、キラキラ、フワフワした女の子らしいものが好きだったから。また、人の目を引くようなことも好きで、活発だったから。
水泳を習わせた妹は、よく動き、いつもちょろちょろと元気が有り余っていたからと、「水」が好きだったから。
そんな理由です。
その後妹二人はどうなったかというと、二人ともその習い事がとても気に入りました。
バレエをしていた妹は、バレエが何よりも好きになりました。バレリーナが夢だったようです。
ただ、残念なことに経済的な理由である時泣く泣く断念したのです。発表会ごとに何十万もかかっていたので(汗)
それでも妹は今でもバレエが好きです。
水泳を習った妹も素質があったのか、習わせてみたらあっという間に進級したようです。
彼女はその後スランプで水泳を一度はやめてしまいましたが、プール自体はずっと好きで、
成人した今でも水泳のインストラクターをしたり、趣味でも飛び込みや、水中ホッケーなど、プール競技を楽しんでいます。
ちなみに彼女は彼女の夫とプールで出会いました(笑)
彼女らは、親の選んだ習い事が成功だったパターンかと言えます。
親はどう関わる?子供の習い事への心持ち
じゃあ親である私たちは、子供の習い事にどんなふうに関われば良いでしょうか?
上で話したように子供は、親が選んであげた習い事を生涯好きになることもある。
親が選び見学に行った習い事を、子供が気に入ってくれればいいですよね。
とはいえ、見学にいった時の子供の「やりたい」の一言は本気と受け取らず、まずはやってみるかくらいが良さそう。
子供の興味が続く限り習わせる、くらいの気持ちでいるのが丁度良いかもしれません。
一度やめたとしても、また子供が興味が出た時にやり直すことだってありです。
そもそも子供の興味は次から次に移るもので、興味がないのに続けるのはなかなか難しい。
一つのものを続けていれば何かしらの成果はありますが、プロか何かを目指す訳でないのないなら、興味のないものをずっと続けるのも考えものにも思えます。
その習い事が人に抜きん出る何かを得ることにはならないだろうし、時間もお金ももったいないから。
さらに子供がイヤイヤやらされているのなら、変なトラウマになる可能性だってある。
習い事は続けることに意義もあるかもしれないけど、親が続けさせることに執着しすぎて、子供の次なる興味を阻害しないようにしたいものです。
もっと本人の興味のあることをさせてあげる方が伸びる可能性はあるので。
子供の「やりたい」を待てる?
またもし子供が「まだ習い事はしたくない」と言うなら、今すぐ無理にさせなくても良いように思います。
子供は考える時間があれば、自分自身で興味を見つけ、「これがしたい」と親に言ってくるもの。
その時を少し待ってみても良いでしょう。
「お母さんはそれをなかなか待てないんですよ!」と、幼稚園の先生に言われたのですが確かにそうと言える(笑)
子供が本気でやりたいと言った時、全力で応援できるようにお金の準備をしておくのもありではないかと。
まとめ
ということで、子供の習い事で大失敗する親の選び方【3つ】と、親が選んであげた習い事の成功例、そして親は子供の習い事にどう関わるか?を思うがままに書かせていただきました!
子供は十人十色。どの子にも当てはまる成功法は存在しません。
習い事を始める時もやめる時も、最終的には親の判断になり、その判断がなかなか難しいところですが、
皆さん親子が、良い決断ができますように!
【子供の習い事】大失敗する親の選び方【3つ】とは?(経験談も)、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!