辛かった【幼稚園でのトラブル】我が子は手を出す子だった

こんにちは!シロイヌです。

 

今回は、私が経験した「幼稚園でのトラブル」の話です!当時の長男はよく手を出す子だったので、トラブルはしょっちゅうでした。

 

今でこそ話せる話ですが、当時の私にとってはとても深い悩みで、出口の無いトンネルに迷い込んでしまったような心情でした(涙)

 

目次

手を出す我が子に悩む

 

わが子は当時(0歳8ヶ月~3歳)手を出す子でした。とてもエネルギッシュで、当時まだ力の加減を知らなかったと言えます。

 

大好きなお友達と遊ぶ中で、

 

叩く

噛む

引っ張る

 

等がありました。相手を泣かせることもあり、それがいつも大抵同じ子でしたので(それだけ相手との関わりも深いのですが)、相手の子のママからの怒りが私に向けられました。

 

『男の子の母親は、頭を下げるのが仕事』と、誰かが言っていましたが、とても納得!当時、出かける度に謝っていた記憶があります(汗)

 

幼稚園に入った3歳ごろは、「手を出す問題」のクライマックスでした。

 

自分ではどうしようもない悩みに直面したのです。

 

母親通しの関係が密だった

幼稚園には年少の年から入りました。

 

当時在籍していた幼稚園は無認可の幼稚園で、「母親参加の野外保育」的なところだったんです。

 

母親が保育に触れる機会が多い幼稚園でしたので、母親同士の関係も密になる場でした。

 

なぜその幼稚園を選んだか

なぜその幼稚園を選んだかというと、このような理由です↓

 

□子供に行事に縛られたりすることなく、自然の中でのびのび遊んで欲しかった

□幼稚園選び一番重要視していたのが給食だった

□当時住んでいた場所に、①、②の条件を満たすところは、その幼稚園意外になかった

 

ちなみに幼稚園までの送迎は車で片道20分。

 

(送り迎えなどのサポートが大変そう…)とも思いましたが、自分ができる100%のことをしてあげたい思いがあり(←自虐的?)、勢いで難易度の高いとも思えるその幼稚園に入園させることになりました。

 

近くの幼稚園が「こども園」になったことで、入園が困難になったことがあります。

 

当時近くの幼稚園はいずれも、入園願書を提出した家から順に入園が決まっていました。

 

入園願書を提出する順番待ちに、夜通し園の前で待たなければ行けないほどの状態で、夫は仕事、私は産後だったことで、それらの幼稚園の入園を諦めたことも理由の一つです。

 

相手ママから敵意を持たれる

少人数性の幼稚園だったので、子供間の付き合いも濃厚でした。

 

わが子はいつもよく遊ぶ子に、決まって手を出していました。

 

自分の子供が手を出されて嬉しい親はいませんよね…相手のお母さんが私に対して、敵意を持っているのに、その態度から気付きました。

 

相手ママの態度

子供が手を出す相手の子のお母さんは、私たち親子に対して、あからさまに素っ気ない態度をとっていました。

 

具体的にいうと、、

 

□挨拶しても目を合わせてもらえない

□手を出したことを謝罪に行っても、素通り

 

そんな状態ですね(汗)

 

そしてそれが相手ママ、子供共に、にそうでした。

 

時には嫌味のように、

 

「口で伝えないで、手を出すのは、誰かさんと一緒だよ。」

 

と、私に聞こえよがしに自分の子供に注意していたことも。

 

問題解決のためにやったことは?

わが子が手を出す状況で、私が子供にしたことといえば、

 

その①、子供に「叩いたり、蹴ったり、手を出しちゃいけないよ。言いたいことは、お口に出して伝えて。」と、ひたすら毎日伝え続けました。

 

→その際子供は、「うん、もうやらない。」と言っていましたが、カーッとなっている時は自制できていませんでした。私の言葉は忘れていたようです。

 

その②、幼稚園側に度々相談しました。手を出した時のトラブル解消として、「すぐにお母さんが(相手の子のお母さんに)謝った方がいい」とのことでしたので、降園後に子供を連れて謝りに行きました。

 

→我が子は手を出したことも忘れていました。

 

その③、相手のママと、「関係を改善して仲良くなりたい」「お互いを知り合いたい」と思い、自分から挨拶や声がけするよう、努力しました。

 

またある日の「母親の会」では、息子が手を出すことに対して皆さんの前で心から謝罪し、頭を下げ、このように伝えました。

 

「ご迷惑、ご心配おかけしていまして、すみません」

「何か気になることがありましたら、いつでも言ってください」

 

肝心な相手のママの反応の反応ですが、私に対しての物凄い睨み以外何もありませんでした。

 

 

その時の彼女の形相はあまりにも恐ろしく、まるでこれから人を殺すかのような顔。。

 

今思い出してもゾッとします!

 

その④、なぜわが子は手を出すのか?手を出す原因はなんなのか?自分でいろいろ調べたり、幼稚園以外の支援施設に相談したり、子育てセミナーに足を運んだりしました。

 

→別で書きますが、後々勉強した「アドラー心理学」に救われました。

 

休園のきっかけの話

結局その後、休園することになったんです。

 

休園のきっかけとなったのは、ある日の出来事。

 

私が相手ママに対して恐怖心を抱くようになり、子供が手を出したその日、彼女の反応が怖くて謝れなかったのです。

 

結局勇気が出せず、帰宅後謝罪のメールを打ちました。

 

それが後々の私たち親子の「休園」のきっかけになるとは、この時点では思っていませんでした。

 

相手ママからのメールの返答

謝罪メール後、相手ママからメールの返信がありました。

 

「(子供が手を出すのは)あなたの関わりに問題があるからじゃないか。」

「もっとよく子供を見て、深い関わりをしてあげて下さい。」

 

そんなお叱りのメッセージに愕然とする私。彼女の言う、「深い関わり」とはどんなものなのか、見当がつきませんでしたから。

 

そして以前から自分の子育てに自信がなかった私は、この言葉にすっかり自信喪失してしまいました。

 

腹を割って伝えた

とはいえ、彼女のメールに対して少なからず怒りがあった私は、(そこまで言われる筋合いはない)とも思いました。

 

今まで彼女と「仲良くしたい」「いい関係になりたい」と努力してきたものが、何の意味もなかったようでした。

 

そして私は相手ママに、以下のことを伝えました。

 

□具体的にどんな「深い関わり」をしたらいいのか?

□(上の)術が分かったとして、あなたが思うように私はできないかもしれない。

□自分の育児を監視されるように見られていたら、いたたまれない。

□陰でこそこそ悪口を言わないで欲しい(→他のマウンティングママと悪口を言っていたのを聞いていたので、この場で思わず伝えてしまいました)。

 

休園を決める

相手ママから返信は来ませんでした。

 

実は当時、幼稚園側の対応に不信感もあったり、問題は一つではありませんでした。

 

ここには書ききれませんが、自分の中でキャパオーバーだったのです。

 

ということで、休園することに。入園して丁度半年経った頃のことです。

 

休園についての子供の反応

子供は母親の心情がわかるんでしょうか?私が休園するかしないか考え始めた頃から、子供も幼稚園に対して、気持ちが前向きでは無くなってきた様子でした。

 

休園についてはただただ、子供に申し訳なかったです。私が自分の価値観で選び、通わせた園でしたので。。

 

元々子供は幼稚園を気に入っていこともあり、それも私は知っていたので、休園は苦渋の決断となりました。

 

ですがこの時もう毎日幼稚園に行くのが私にとって苦痛でしかなく、相手ママから監視されているような緊張感で食べ物も喉に通らなくなってきました。

 

このままでは、辛く、悲しい、幼稚園ライフになると思い、総合的な判断からこの決定に至りました。

 

決断をするまでに、沢山泣きました(汗)

 

休園中の過ごし方

おんぶが必要な下の子もいたので、私と子供2人の3人でよく自然に出向き、遊んでいました。

 

毎日一緒に料理したり、季節の行事に色々アイディアを出したりして、工夫して楽しんでいました。

 

また、周りに自主保育をしている友人親子がいたので、週2、3日のペースで数人で集まり、牧場や、山、土手、子育て支援施設などで遊ぶことも。

 

今となってみればその時期は、私にとっての貴重で、濃厚な育児時期だったと言えます。

 

休園から退園へ

悩んで、悩んで、悩んで、スタック状態でしたが、ある日、「やめよう」と決断。

 

すぐに先生に連絡しました。

 

今ではいろんな呪縛から開放されましたが、当時は先生(幼稚園)に恨む気持ちすらあって。。

 

理由としては、ここで全て書ききれません。

 

でももし一つあげるとしたら、ほぼ半年の子供の休園中、幼稚園が一度も連絡をくれなかったこと。

 

「幼稚園ってこんなものなのか」と、とても冷ややかな気持ちになったのです。

 

そして勇気を出して幼稚園をやめたことに、一切の後悔はありませんでした。

 

むしろこの幼稚園に執着していた自分だった、と気づかされた感じです。

 

やめると決めた矢先、夫の転勤の話があり、喜んで異動。心機一転しました!

 

今度は前回と真逆の幼稚園に行こうと思い、二択で子供本人に選ばせました。

 

捨てる神あれば拾う神あり?

子供が選んだ幼稚園は、結果、大正解でした!まさに、『捨てる神あれば、拾う神あり』

 

深い闇にいた私でしたが、次の幼稚園では、恩師(と呼べる先生)に出会い、癒され、楽しい幼稚園生活を、母子共に送ることができました。

 

最初の幼稚園での疑問や、モヤモヤを、先生に投げかけたところ、全て暖かく受け止め、納得&スッキリする一つの考え方を下さいました。

 

それは私の欲しかった、子育ての「道しるべ」だったんです。

 

最後に

今回の話は、思い出すのはがなかなか辛かったのですが、、誰かの役に立てばと思ったのと、「もう過去のことだから」と、綴ることにしました!

 

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辛かった【幼稚園でのトラブル】我が子は手を出す子だった、いかがでしたか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 自分の子が手を出す子だったと知ったら、とても悲しいですね。謝らなければいけないママも辛いですよね。叩かれる子のママの気持ちも分かりますが、言ってしまえば子供のしていることなので、親に敵意を向けるのは少し違うんじゃないかなと。しかもこれ見よがしに言うなんて、ちょっと陰湿だなと感じますね。
    休園という判断も辛いと思いますが、素敵な園に出会えてよかったですね。新しい園では手を出したりはしなかったのか気になります。

    • モンチッチさん、コメントありがとうございます!返答が遅くなり、すみません。

      その後については、こちらで↓書かせていただいていますが、新しい園では、手を出さなかったんです。

      https://tankyugata.com/adler/

      手を出さなくなった理由は、はっきりとはわかりませんが、年齢が上がり、理解が増したからじゃないかな?と思います。

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