「意地悪される」と話す子供を心配しなくなった訳。幼稚園のお友達とのトラブルは必要です!?

 

こんにちは!シロイヌです

 

子供が「意地悪される」と話す、幼稚園のお友達とのトラブル。

 

心配になりますよね。。

 

わが子は、

 

いつもぶつかってきて謝らないで、痛いよって言うと睨んで返すんだよ

 

などと、お友達の意地悪にも聞こえる話をすることがあります。

 

それはいつも決まって同じ相手。

 

なんとなく見た目も、キツそうな雰囲気を醸し出した子。

 

ついでにお母さんもキツそう。

 

というのはただの偏見で(笑)

 

一方的に自分の子供の言い分を聞いて鵜呑みにするのは良くありませんね!

 

親は自分の子供が可愛いが故に、ついつい子供の話を必要以上に受け取っては、感情的になってしまう。

 

「なんてひどいことする子なんだ。親はどんな教育をしてるんだろう」

 

などと思うこともあるかもしれない。

 

そんな気持ちに「待った!」をかけてくれる、ある日の幼稚園のお便りがありました。

 

そこには幼稚園での子供たちのお友達とのトラブルについて、大人は安易に子供の仲介に入ってはいけないという指針が書かれていたのです。

 

それが何かというと…?

 

目次

幼稚園の先生が見る子供の「いれて」「だめ!」の現場

 

子ども同士のやりとりの中で、「いれて」「だめ!」はつきもの。

 

シビアな世界です。

 

幼稚園の先生はそこで、「そんな意地悪言っちゃだめよ」と口を挟みたくなるそう。

 

これは親なら絶対口を挟みますよね(汗)

 

それでも幼稚園の先生は、「それは違うよ」「こういうといいよ」と忍耐強く伝えつつ、見守ってくれているのだとか。

 

子どもたちの「いれて」「だめ!」の世界に口を挟まないようにしているのは、それが子供にとってある意味必要な学びだからだそう。

 

お友達同士のトラブルに口を出さない訳

子供同士のトラブルに口を出さないのには訳があります。

 

それは、そこに子供たちが体で覚える「学び」があるから。

 

「いれて」と話した時に「だめ!」と言われても、何度目かの「いれて」でやっと、「いいよ」を得られることも。

 

それは大人が口添えをして仲間に入れてもらえた時とは、全く違う「喜び」と「学び」があります。

 

「ちゃんと仲良くなれた!」の経験は「誰とでも仲良くしなさい」という上部だけの経験とは、まったく違うもの。

 

「人は小さく裏切り合う。だけれども、そこにこだわらず大きな輪を広げていくと、必ずまた自分を認めてくれる時がある」といった人間関係の真理に通じる経験。

 

それよにり、人は人を信じる力・自分を信じる力となってくる!

 

これは言葉で教わり意味はわかっても、心はついていかないもの。

 

幼児期に体で覚えることが大切なんだとか。

 

たまに小学生でいる、「学校のお友達が怖い」と教室に入れないのは、もしかしてこの経験不足が理由なのかな?

 

なんて思ってみたり。

7歳までの子供の特徴?

そもそも7歳までの子どもはある意味打たれ強いと言われます。

 

つまり遊びに入れてもらえなかった悲しみは、心の傷として残るほどのものではないということ。

 

だからこそ沢山ぶつかって、嫌な思いをして、嫌な思いをさせて、それでも仲良くなると、こんなに嬉しいんだなというところを、しっかり子供に味わせることが必要ってこと!

 

子供を転ばせないのではなく、転んだら立ち上がればいいんだという経験をさせてあげることが大事なんですね。

 

親がお友達とのトラブルを抱えた子供にできること?

ということで、

 

子供が「幼稚園のお友達にこんなことされた」という話に対して親が不安を持ち、子供たちが本来幼児のうちに体験すべきぶつかり合いの機会を、奪わないようにしていきましょう、

 

というのが幼稚園からのお便りに書かれておました。

 

「この時期の子どもは自己中心性が当たり前で、あまりに喧嘩もなく、良い子すぎるのも問題だ」なんて話まで(笑)

 

では、子供が幼稚園の帰宅後に話す、お友達との悲しいやりとりに対して、親は具体的にどのように子供に接してあげれば良いでしょうか?

 

ご安心ください、それには答えがある!

 

悲しい思いをして帰ってきたとしても「これは子供にとって大事な経験なんだ」とドンと見守ってあげること。

 

→その結果子どもは安心する

 

子供が泣いていたら「それは嫌だったね。今度は仲良くできるといいね」と伝える。

 

→子供の心の薬箱になり、希望をお守りのように手渡す

 

失敗だらけで未熟で当たり前な子供たちですから、何度でも信じて、支えてあげましょう、とのことでした。

 

なるほど。「幼稚園は親にとって第二の学校だな」なんて思う私。

 

ついつい子供の「悲しい話」を聞いていると、

 

「どうしたの!?」

「お母さんに話してごらん!?」

「誰に意地悪されたの!?」

 

なんて感情移入したり、

子供に代わって問題解決をしようとしたり、

あれやこれやしてしまいたくなりますが、、

 

そんなことは全部必要ない。

 

必要なのは、子供の気持ちを受け入れてあげて、希望の光をはどんな時にでもあると、子供と一緒に願い、見守ってあげること。

 

子供のお友達との悲しいやりとりを聞いた以前は、モヤモヤ〜っと不安になっていた私で、なんなら嫌な子と来年度はお部屋を分けてもらおうなんて頭によぎることもありましたが(笑)、

 

今は「子どもは今大切なことを経験している」として、焦らず見守れるようになりました。

 


 

「意地悪される」と話す子供を心配しなくなった訳。幼稚園のお友達とのトラブルは必要です!?、いかがでしたか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

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