【最適な平熱とは?】子供の体温を上げる!お手本は昔の生活にあり

 

皆さんはお子さんの体温を気にされたことありますか?

 

子供の体温を測るのが最近では日課ですが、同じ生活をしている二人の子供の体温が結構違うのに気づきました。

 

上の子は高くて、下の子は低いんです。

 

昔から「低体温は万病の元」と言われますね。

 

上の子は生まれた時から体温がとても高く、1歳あたりまで、38°Cが平熱だったんです!

 

それに比べると下の子は、大人の私より体温が低くいのが気になり、少し自分で低体温について調べてみました。

 

低体温とは?

一般的に大人で35°C、子供で36°C近くの状態を指します。

 

 

子供たちの体温が下がってる?

「薬を出さない」「注射をしない」自然流の子育てで有名な真弓定夫先生の調査報告では、昭和32年に学童3,000人を対象とした検温の結果、子供たちの平熱は平均37℃という結果でした。

 

そして現在では、平均体温がその当時と比べて0.5℃も下がってきているとのことです。

 

(出典:『病気知らずの自然流育児-薬に頼らない子育てをはじめませんか』真弓定夫著/大久保友博絵/中央アート出版社/2007年7月出版より)

 

低体温の弊害は?

身体が冷え、免疫力が低下してしまい、風邪をひいたり他の病気にかかりやすくなります。

 

【病気の種類】

ガン、頭痛、腰痛、イライラ・不眠、アトピー性皮膚炎・アレルギー、自律神経失調症、便秘、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化、婦人病、更年期障害、など、ありとあらゆるもの。

女性は妊娠もしにくくなります。さらに子宮や羊水が冷えると、低体温やアレルギー体質の子供が生まれやすいとまで言われます。

 

理想の体温は?

昔のガラスの体温計で、37°Cが赤い字で表示されていたように、実は平熱は37°Cが良いとのことです。

 

 

平熱は37°Cが最適

子供の平熱が37°C台だと免疫機能はフルに活動します。

 

  • 新陳代謝が活発
  • 免疫力が高い
  • ほとんど病気をしない
  • 健康で活動的な状態を保つ

 

昔の生活がお手本

昔の子供の生活がお手本と思い、以前(子供の体温が高い時代)はどんな生活をしていたか、【昔の暮らし】を調べてみたところ、以下の様子がわかりました。

 

衣:自然素材で薄着

食:和食中心、質素

住:風土に合った、通気性の良いもの

 

そして総じてよく動いていたようです。家の仕事から、遊びから、お日様が上り、お日様が沈むまで。

そしてそれは、現代の生活とはかけ離れたものです。

 

低体温の原因は?

乱れた食生活・生活習慣です。

 

【食生活】

・季節外れの野菜や果物の摂取

・冷たいものや甘いものの食べ過ぎ

・朝食抜きや過食

 

暑い夏の野菜(トマトやキュウリなど)は暑い時体を冷やすための食べ物です(南国のフルーツも同様)。

 

 

【生活習慣】

・ストレス

・運動不足

・冷暖房などで空気を加工している住環境

 

体温を上げるために、早寝早起きの規則正しい生活は絶対条件です。

 

住環境において、どうしてもストーブやクーラーを使いたい場合は、夏でも冬でも戸外と室内の温度の差があまり無いようにします

 

(目安)

大人の場合の温度差10°C

子供の場合の温度差5°C

 

でも…暑く・寒くない?

そこで、「おすすめの服装」

 

冷房対策としては、5本指ソックス、遠赤外線マットを利用するのも手です。

 

厚着をせず、通気性の良い自然素材のもを着て、お腹だけは冷やさないように腹巻(女性)をします。(男性はお腹に筋肉があるので、腹筋を鍛えることで腹巻代わりになるそうです。)

 

 

体温だけの問題じゃない?

低体温は体温だけの問題ではなく、背景に基礎代謝の低下もあります。

 

今の子供達の代謝量は老人並みに低下しているんだとか。

 

私の感想

「昔の暮らし」を垣間見て、改めて風土に合った生活、そしてもっと身体を使っていかなきゃなのだと思い知らされました。

 

我が家は夏でも冷房は使わないのですが、下の子が平日長時間過ごす幼稚園が割とよく冷房効いていたのを思い出しました。

 

ですがそもそも過食で運動不足というのが大きく当てはまっているようにも思います。基礎代謝が低いのもそれが原因のようです。

 

ちょっとくらいぽっちゃりが可愛い、なんて思っていましたが、、、考えを改めて生活改善してみようと思いました。

 

最後に

皆さんは当てはまるもの、ありましたか?

 

子供は本来の適切な体温の時、運動時や、湯上りには、肌が桜色になるそうです。

 

その姿を見られるように、体温を上げることの意識をしていきたいですね♪

 

 

【最適な平熱とは?】子供の体温を上げる!お手本は昔の生活にあり、いかがでしたか?

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

 

追記

私の母が35度台の低体温なんですが、母は夏が特にキツイようです。最近夏場の気温が、観測史上最高を上回るような年ばかりですが、自分の体温が低いことで戸外の高気温が耐えられないそうです。ですので、夏場はクーラー無しでは過ごせません。

 

低体温だと、そういった弊害もあるようです。

 

 

(参考資料)

  • 「医者いらずの出産&育児 ワクワク・マンガ編」著者 真弓定夫 マンガ めんどぅーさ 発行所 株式会社三五館
  • 「37°のふしぎ」発行者 倉 秀人 発行所 美健ガイド
  • 「ポプラディア情報館 昔のくらし」監修 田中 力 発行者 坂井宏先 発行所 株式会社ポプラ社

 

 

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 低体温になる原因が食べ物、ストレス、睡眠時間で低体温のリスクが高まる&妊娠中にトラブルになるなら気をつけないとですね。
    思ったより低体温は色んな病気に繋がるこわい物だと思いました。今日からはや寝早起き頑張ります。

  • 0歳児の38℃って平熱なんですか?びっくりです。
    低体温傾向にあるのはなんとなく分かります。少し前にそんな本も流行りましたよね。まさに食生活の乱れが原因だろうな。子どもには適切な体温を保てるように、様々な面での改善が必要ですね。勉強になりました。

目次