こんにちは!シロイヌです。
今回は、「幼稚園行きたくない」と子供が言った時に親はどうするか?その判断材料の一つを、経験に基づく話を含めて書いてみようと思います!
子供が赤ちゃんのうちは、母と子の世界ですが、幼稚園の入園によって社会生活が始まりますね。
成長に喜びを感じる一方で、子供が社会に出ていくことにより、母子共にいろんな問題や、悩みに直面することもあるかと思います。
実際子供の、「幼稚園に行きたくない」発言にと困っているママを多く見かけます。
私もその一人でした。
子供の「幼稚園に行きたくない」は、入園当初だけの子もいますし、年少から年長までずっと「幼稚園に行きたくない」子もいます。
子供の「幼稚園に行きたくない」は、単に親と離れたくないという思いや不安があると思いますが、なぜそもそも親から離れたがらないのか?という話をします。
私達の体は、「個体」や「液体」、そして「気体」に分かれます。
そして実はもう一つ、「エーテル体」というものが存在するのです。これは目には見えないものです。
私達の体は、この「エーテル体」という膜で覆われているます。
子供は3才頃まで、エーテル体で母親と一緒に繋がれています。そこから徐々にエーテル体は子供は子供、母親は母親で、個々のものとなっていきます。
母子はエーテル体が繋がれているだけ絆が深く、子供は母親と離れるととても寂しく、不安な気持ちになるようなのです。。。
なので、親から離れたがらなくて当たり前なんですね♪
ただお母さんとしては、「幼稚園に行って欲しい」と思いますよね(汗)預けないといけない場合もあります。
そこで一つ幼稚園に確認してもらいたいことが!
子供の「幼稚園の様子」です。
お母さんと離れた後の幼稚園でお子さんが、
- 笑っている
- 楽しそうに遊んでいる
- ご飯を十分食べている
といった様子であれば、離れる時に嫌がっても、少し背中を押しても大丈夫!
少し背中を押すことによって、最初は嫌がっても、しばらくすると子供から「行きたい」と言うようになるかと思います。(わが家は長女がそうでした)
また、お母さん自身が子供と離れたくない気持ちがあると、子供もそれを察知するので、お母さんは心から「いってらっしゃい」をしましょう!
でももし幼稚園での様子が、
- 笑っていない
- 遊んでいない
- ご飯を食べていない
といった場合、無理して行かせない方が良いかもしれません。
わが家の長男は幼稚園の年少時、幼稚園にほとんど行きませんでした。理由はただ単に、「ママと離れたくないから」という理由一つでは無かったように見えました。
幼稚園に着いてから、「帰りたい」と言う日もありました。
思い切って「じゃあ今日は帰ろうか」と一日休ませると、上の子はそれで満足したのか、「明日は幼稚園に行く」と言いました。
当時通っていた幼稚園は自宅から遠く、送迎も私自身がしていたので大変な面もあり、親子共々無理して通いませんでした。
転勤に伴い子供も転園すると、新しい幼稚園は「大人数、バス送迎あり、給食あり」で、以前と真逆な幼稚園でした。
途中入園でしたので親の私が不安で、転園初日は幼稚園のお部屋まで送りました。
が、先生に、「バス通園なら、最初からバスに乗せた方がいいですよ」と後押しされ、すぐにバスに乗せることに。
二日もすると、帰りのバスの中にはニコニコ顔の長男がいました。
バスから降りる際「じゃあな、〇〇~!」と、お友達に元気よく「さよなら」していました。
その後も一度も幼稚園を嫌がらず、卒園。そして小学校も楽しく行っています。
このようにあえて幼稚園を休ませ、子供の様子を見ることは、無理矢理行かせるよりも、早く自分の意思で幼稚園に行ってくれるように思うんです。
長い目で見れば子供は社会にいつかは出るものですし、この時期に幼稚園に行くことを強いることはないように思います。
そもそも幼稚園は絶対に行かなきゃいけないものでもありません。自主保育しているお母さんもいるくらい。
預けなきゃいけない場合もありますが、可能であればしばらくお休みさせて、本人の「幼稚園行きたい」という自主性を待つのは一つの手だと思います。
子供が「幼稚園行きたくない」というと、(ひょっとして幼稚園に何か問題があるのでは?)といった不安も出てくるかもしれません。
子供の不安材料を調べつぶしていっても、子供の受け取り方の問題ですから、本当のことは分かるはずありません。。。
そこで、大きなポイントとなってくるのが、
「ママが幼稚園を信頼できるかどうか」
です!
ママが幼稚園に不安を感じる=子供はそれを察知=子供が不安になる=「幼稚園行きたくない」といった流れはあります。
そもそも幼稚園一年目はどの幼稚園に入れたとしても、お母さんは、「この幼稚園で本当に良かったかな?」と感じるものです♪
そしてもしかしたら、そう。合わないのかもしれません。もっとお子さんに合った場所があるかもしれません。
ですが、大人が思っている以上に子供は順応性があり、たくましいものです!
お母さん自身も、自分の体験、ないでしょうか?幼くても、自分の問題を自分でクリアしてきたと思います。
お子さんのことが心配かもしれませんが、子供は子供でそれぞれの思いがあり、小さいながらも悩んで前に進もうとしています。
ですのでお子さんのペースを、長い目で見守ってあげることは大切かと思います。
転園の選択するときの最大の理由は、親が幼稚園を信頼できなくなった時だと思います。
「転園の選択」についてはまた別で書けたら書こうと思います♪
「幼稚園行きたくない」その時確認したい子供の〇〇とは?、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (6件)
[幼稚園に行きたくない』からご相談です。
3歳、年少の娘が幼稚園に通っています。
幼稚園は給食と遊び方で探して、ココなら最低限かなと思えた場所が今通っている幼稚園です。自宅からも離れた場所ですが
車で10分走る場所に行き、幼稚園バスに乗っています。
『幼稚園に行きたくない』とは言わなくなりましたが、幼稚園で毎日アップされるブログや写真には、時々娘も写っています。
その表情は、目が死んだように見え、家とはまるで別人です。
参観日に夫も、大人しかった…と。
以前10ヶ月から、お世話になっていた一時保育にも入園後、預けた時に娘に幼稚園はどうか聞いたら、あまり楽しそうな反応ではなかったと…
ただ、わたしには行きたくないとか
楽しくないとは言いません。
幼稚園に対してマイナス的な言葉をいいません。ただ明日はお休みか?ということは聞いてきます。
言わなければ、そのままを信じていいのか?と不安になります。
そして、親が決めた幼稚園だから遠慮して我慢していたら、もっと悲しいです。
口には出さず幼稚園から帰宅後も、楽しそうにはしています。機嫌が悪いわけではありません。考えすぎでしょうか?
なかしんさん、
コメント、ありがとうございます!相談していただきまして、大変恐縮です。また、わかりやすい説明も、ありがとうございます。
なかしんさんは、娘さんが幼稚園に無理して行ってるのではと、不安なんですね。娘さんがあまり楽しんでいない様子に見えるんですね。
コメントから、なかしんさんがとてもよく娘さんを見ていらっしゃる印象を受けました。また、細やかなことに気付けるお人柄に感じます。もしかしたら、娘さんもなかしんさんと同じなのかも?と読んでいて感じました。
娘さんは、普段から何か我慢して、親であるなかしんさんにも言わないことがあるのでしょうか?娘さんの表情一つで、普段と違うと読み取れるくらいの関係性ですよね。娘さんがお母さんに本当のことを言わない、ましてや気遣って言わないことがあるのか、そこがちょっと疑問でした。
確かに行きたくなくても、我慢して幼稚園に行く子はいます。親に「行きたくない」と言えない子もいます。幼少期の私がそうでした。引っ越しが理由で、2回幼稚園が変わりました。そして転園先ではなかなか友達ができず、誰とも話さず、1日を終えていたようです。それがしばらく続きました。とてもシャイで、「トイレに行きたい」ともいえず、お漏らししていました。でも最終的にはその幼稚園で、自分の「親友」を作りました。
「親が決めた幼稚園」についてですが、子供に合う場所を見つけてあげるのは大切なことだと私も思います。だからといって、最良なところが見つかるかも、どこまで理想を追い求めるかも、それはまたそれで個人の判断ですよね。条件的に無理なことも多々あります。全て完璧に、理想通りに、なんて行かないと思うんです。また、どこの幼稚園に入れても、最初の一年はどの親御さんも、「この幼稚園で良かったかな?」と不安になるものですよ。
なかしんさんが心配する気持ちもわかりますが、ぜひここで、「子供と一緒の船に乗らない」ことをお勧めします。これは、「子供と同調しない」という意味です。
港と船の例え話なんですが、人は「人生」という船に乗っています。子供も。その船に親子が一緒に乗って、仮に船が転覆した時、一緒に沈んでしまいますよね。つまり、子供が落ち込んでいるからと、同調し、一緒に落ち込んでしまっては、共倒れなんです。別の船に乗っていれば、救ってあげることができます。
なかしんさんのここでの場合、自分の決めた幼稚園が合わなかったのかな?楽しくないのかな?と、憶測だけで不安になっては、なかしんさんも、娘さんも、お互いが辛くなると思うんです。同調ではなく、母親は沿岸の灯台の如く、家で灯りを灯して、社会という荒波(軋轢)にもまれて帰ってくる家族を温かく迎えてあげる、それだけでいいと思いませんか?
ぜひ、「子供は子供の人生を頑張っている」と信じて、見守ってあげてください。
そしてもし娘さん自身が、「幼稚園楽しくない、行きたくない」と言い出したら、その時はその時でまた考えましょう。
シロイヌさんの経験、回答ありがとうございました♪
私は娘が生まれて、娘の表情や何がしたいのかを見過ぎでいたかもしれません。
もしかしたら、親の私の方が過敏なのかもしれません。
現在、娘は寝るのもお風呂も読み聞かせも、私が居ないと行動しません。
今だに、おんぶ紐を持ってきておんぶや
『甘えたいから、ご飯食べさせて』と頻繁に家では気持ちを出してきます。
『ママの言い方、とても嫌だった』など。
だからこそ、幼稚園の娘が何も言えないのか不安でした。
そして参観日に帰る時、顔を真っ赤にしてワンワン泣く姿を見て更に不安になりました。
でも、シロイヌさんが親子の関係性は
話せないのか?
ということに対して、なんでも話してはくる関係かなと思うと、娘は行きたくないとはいわないな…と少し気持ちが楽になりました。
どうしても同じ船に乗ってしまいます。
そこは、これから私の学びとして
これをきっかけに、別の船から見ていけたらと思います。
この問題は、娘ではなく親の私が親になるための学びの問題だったんだと、シロイヌさんの回答から気づけました。
ありがとうございます。
記事楽しみにしています。
なかしんさん、
娘さんはちゃんと自分の思いをお母さんに伝えたり、甘えたりすることができているようですね。それは素晴らしい関係性だと思います!可能な限り、甘えさせてあげて下さい。
参観日のお話についてですが、参観日や様々な行事で、「親が見に来る」という、いつもとは違う状況に、子供たちは緊張したり、気が散ったり、いつものように振る舞えなかったり、ということが少なからずどの子にもあるようです。
帰る時に娘さんが泣いたのは、ホットして気が緩んだだけかも?本心が出たのかも?と、私は思わせていただきました。
我が子の話になりますが、我が子も二人とも、そのような様子が以前ありましたよ。先生から、「いつもはこんなんじゃないんです」とお話がありました。確かに親としては、子供のうかない顔や様子を見ると不安になりますよね。
子供も小さいながらプレッシャーは感じていると思うので、その特殊な状況での判断や断定はしない方がお互いのためかと思います。
私もブログではいろいろ書いていますが、うまく行かないこと、悩むこともあります。反省も多々。。。
でも、そもそも完璧に子育てできる人なんて、いませんよね?完璧な人間なんていないんだから。
だからそんな自分も愛してあげて(笑)、子供もおおらかに、見守ってあげられたら、いいですよね。
つたない回答だったかもしれませんが、お気持ちが楽になったのなら、大変嬉しいです。
相談していただき、こちらこそありがとうございました!
幼稚園に行きたがらないこともあるんですね。自主保育の期間が長いと親と離れたがらないとか、そういうのは関係あるんでしょうか?うちは今1歳9か月で、集団生活への不安があったので4月から保育園に通い始めました。
でもお友達ができるときっと楽しく通ってくれるだろうし、良い園に巡り合いたいなと思います。
ありさん、コメントありがとうございます!
自主保育期間が長いと親と離れたがらなくなるのかと言ったご質問ですが、私の周りを観る限り、そのような関係性は感じません。
というのも、私の周りだけでも、本当に色々な事例があるから!
例えば乳児から保育園に入れていた近所の子が、小学校に上がると「集団生活に適応できない」として、登校拒否になったり。
または、幼稚園の年長まで自主保育をしていた子が、幼稚園に入ってみるとなんの問題もなく順応し、そのまま小学校に上がったり。
ですので、「こうするとこうなる」という答えは無いように思います。
子供も十人十色ですし、さまざまな家庭環境もありますしね。
ありさん親子が、良い園に巡り会えますように!