今回は、キュボロ購入に後悔しないために知っておきたい重要事項を書こうと思います!
なかなか高価なおもちゃcuboro。
思い切って購入し、子供に手渡してみたものの、子供が興味を示さなかったり、遊ばなかったりしたら…?
親はキュボロを購入したことを後悔するかもしれない(汗)
そこでキュボロ購入の前に、
「子供がキュボロを楽しんで遊ぶかどうかの目安があるとしたら?」
という話を、実際にキュボロを購入して子供に遊ばせてみた経験から、書いてみようと思います!
キュボロってなに?
はじめに「キュボロって?」という話を簡単にします。
多く方が既にご存知かと思いますが、キュボロは「藤井聡太棋士が遊んだ」とメディアで取り上げられたことで有名になった、スイス製のおもちゃ(教育玩具)です。
5cm角の立方体に刻まれた溝と穴を組み合わせ、玉の道を作る遊び。
穴に消えた玉が意外なところから出てくる面白さがあり、パズルを解くような思考を必要とします。
ではこのキュボロ、子供に買い与える上で後悔しないための目安・判断材料があるとしたら、どんなことが考えられるでしょうか?
キュボロで後悔しないための目安
1. キュボロの対応年齢を知る
あまり知られていないかもしれませんが、おもちゃ(いわゆる知的玩具)は、子供の発育・発達に応じて選ぶものです。
絵本もそうですよね!いきなり乳児に小学生が読むような本を読んであげても、難し過ぎて逆に興味が薄れるなんてことも(汗)
子供の年齢に適切なもの、そして子供の理解力に合わせたものを選んであげることで、本来の楽しさがわかるのかもしれない。
キュボロにも「対象年齢」があります。
キュボロメーカーが対象年齢として表示しているのは、「5歳から」。
実際キュボロは角張っていて、そこそこ重みがあります。小さい子がうっかり足元とかに落としたりすることを考えると大変危険(汗)
教育玩具専門家からは、キュボロを「小学校からのおもちゃ」として勧めています。
キュボロは記載の対象年齢以上でなければ、その魅力を理解したり、キュボロ本来の遊び方で楽しむことはできないかもしれない。
ちなみにわが子で試してみましたが、4歳の子でも、遊べることは遊べます。
ただ内側のトンネルを通して玉を通過させたり、大きなコースを作るのは、心身の発達が不十分にも思えました(あくまで私の見方です)。
というのは、あまり考え過ぎるものは子供を疲れさせ、その時点で遊びでは無くなってしまうからですね。
キュボロを本来の遊び方で大いに楽しむには、やはり小学生からが適齢かと。
もしお子さんがキュボロの対象年齢に達していなかったとして、キュボロにつながる何かを探すのではれば、こういったおもちゃもあります。
「玉の道を作る積み木」です。「ビー玉コース」とも呼ばれていたり(他にも呼び方があるかも?)。
『CUBORO JUNIOR』キュボロ社(スイス)※旧クゴリーノ
『クアドリラ』ボーネルンド社(日本)
『組み立てクーゲルバーン』ハバ社(ドイツ)
では次に、子どもがキュボロを気に入るかどうかの判断材料があるとしたら?を考えてみようと思います!
キュボロの対象年齢に達していたとしても、子どもによっては全く興味を示さない場合もあると思うんです。
それはどんな場合でしょうか?判断材料となるものがあるとしたら…?
2. 手持ちのおもちゃが多すぎないか
すでにお家におもちゃが山のようにある場合、もしかしたらキュボロはその「多くの中のおもちゃの一つ」として、埋もれしてまう場合も。
キュボロであっても、どんなに良いおもちゃであっても、おもちゃは沢山ありすぎることで子供の興味は散乱してしまうもの。
子供のおもちゃは質の良いものが少しあればいいと聞いたことがあります。
この際子供のおもちゃを大人が厳選してみても良いかもしれません。
そうすることでキュボロなど、知的玩具に集中して遊ぶことができるのではないでしょうか。
3. 素朴なアナログおもちゃに慣れているか
子供がスマホやタブレット・そしてTVゲームにあまりに慣れ親しんでいる場合、アナログおもちゃであるキュボロには興味を示さない可能性も。
というのも、スマホやタブレット・TVゲームは刺激が強く、アナログおもちゃよりも子供を強く惹きつける特性があるからです。
スマホやタブレット・TVゲームなどは、何もしなくてもパンパン映像が変わったり、音が鳴ったりしますよね。
何も考えずに済み、便利な訳です。
そういったものに慣れている場合、キュボロみたいな素朴で静かな遊びに没頭するのは、もしかしたら難しいかもしれない。
アナログおもちゃのキュボロは常に手を動かし、考えるものだから。
4. ビー玉コースの遊びが好きか
最後にあげるのは、「ビー玉コースで遊んだことがあるかどうか、ビー玉コースが好きかどうか」です。
「ビー玉コース」と呼んでいるおもちゃは、上でもあげたキュボロの前段階のおもちゃ。滑り台みたいな枠組みのレールをどんどんつなげ、ビー玉を転がせて遊ぶものです。
何も特別なおもちゃではなく、幼稚園や子育て広場でもしばしば見かけるもの。
子供がビー玉コースが好きだったり、ビー玉コースで楽しんで遊んでいる様子を見たことがあれば、少しレベルの上がるキュボロも楽しめるでしょう。
ビー玉コースの遊びが好きだどうかは、キュボロを楽しめるかどうかの一つの目安になります。
5. 最初に買うキュボロを選ぶ
上の目安・判断基準をクリアし、「わが子ならきっとキュボロを楽しく遊べる!」とキュボロの購入を決めたとして、キュボロはどの種類を選べば良いでしょうか?
そう、キュボロには種類があります。これが沢山。
最初に購入するキュボロにちょうど良いのは「キュボロスタンダード」または、「キュボロベーシス」です。
『キュボロ スタンダード』
『キュボロ ベーシス』
実はこれらの補充セットである、「キュボロプラス」でも遊ぶことは可能なのです…!
『キュボロ プラス』
「キュボロ プラス」は、値段も「キュボロ スタンダード」「キュボロ ベーシス」に比べるとかなり安価!
ちなみに私は初めのキュボロとして、この「キュボロプラス」を購入しました。
わが家が「キュボロプラス」を購入した訳
わが家はもともと「キュボロベーシス」を購入する予定でした。それがなぜ「キュボロプラス」を購入することになったかというと、お店に在庫がなかったからなんです。
子どものお誕生日プレゼントにと思いお店に行ったら、「ベーシスの次の入荷は未定」と言われ、ガーン。。
お誕生日は間近に迫っていて、キュボロを購入することを子供と約束していたので、ど〜してもすぐにキュボロが欲しかったんです。
ということで「キュボロベーシス」の代わりに入荷日が決まっていた、「キュボロプラス」を購入することにしました。
上でも書きましたが、「キュボロプラス」というのは「キュボロスタンダード」・「キュボロベーシス」の補充セット。
「キュボロスタンダード」ではブロックが54ピースもあるのに対し、「キュボロプラス」は24ピース。。
ブロックの数が全然違う。
とはいえ!この補充セットである「キュボロプラス」でも、全然遊べちゃいます。
むしろ足りなければブロックを追加すれば良いだけ。その時に初めて「キュボロスタンダード」や「キュボロベーシス」を購入しても良いでしょう。
もしお子さんがキュボロを楽しんで遊ぶかどうか確信が持てなかっとして、「キュボロベーシス」もしくは「キュボロスタンダード」よりも安価な「キュボロプラス」を試しに購入するのもアリかと思います。
その方が後悔もないかもしれない。
「キュボロプラス」の感想
「キュボロプラス」はブロックの数は少ないですが、上で書いたようにそれなりに遊べちゃいます。
ただ小学生の息子にとってはどうかというと、、もしかしたらちょっと物足りないかもしれない。
今のところそれなりに楽しんでいますが、ボロックの数は多ければ多い方が壮大なものが作れますし、キュボロをより深く楽しめるように思います。
わが家は今後キュボロを追加購入して増やすことがあるのか、、
なかなか高価ですので、よく見極めて後悔なくですね(汗)
キュボロ高くない?
子供の知的玩具にはそこそこお金をかけてもいいってお母さんがいたとしても、キュボロは「高っ!!!」と驚いてしまう価格かもしれない。
(おもちゃは絶対に買わなきゃいけないものでもないし、そこまでお金をかけるのもなぁ…)
そんなふうに思うのは当然です。
だって本当に高いですよね!?(汗)
とはいえ、ちょっと発想の転換をしてみましょう。「そもそも一般的なおもちゃが安すぎじゃない?」って見方もできる。
というのは、いわゆる日本のおもちゃってプラスチックで作られているものが多く、非常に壊れやすい特徴があります。
キュボロを作っている工場に実際に行ったおもちゃ屋さんの話を聞いたことがあります。
キュボロを販売している現地の人が言うには、
「このキュボロはなかなか壊れませんよ。だから儲からないんだけどね。」
これがどういうことかというと、おもちゃって一つの見方で見れば「壊れなければ儲からない」ってことです。
つまり販売側からしたら、壊れなきゃだめってこと!?
販売側の真意は分かりませんが、キュボロは儲けに走っているのではなく、あくまで子供にとって質の高いものを作った結果の価格だってことです。
一代のみならず、次世代に継承できるほどのクオリティー。
親が遊んだおもちゃを子供に継承できるって、なんだか素敵じゃないですか?ヨーロッパ的な価値観かもしれませんね。
向こうは家にある質の高いシルバーのカトラリーを、結婚する子供に手渡すって話を聞いたことがあります。
ということで、確かにキュボロの価格は高いのだけれども、それだけ頑丈で、次世代に継承できるほどの価値のあるものと見ることができるかも?
それを考えたときにあの価格を高いと思うか、安いと思うかですね。
もっと安い「キュボロ」ないの?
「でもやっぱ「キュボロ」高い…もっと安く買えないもの?」と思う方もいるでしょう。
そういう方にお薦めするものがあるとしたら、同じ「キュボロ社」制作のこちら↓
『FASAL』
【人数】2~4人
【対象年齢】6歳~
【所要時間】20~50分
【遊び方】パーツを並べ替えてできるだけ長い道を作り、ビー玉が通過したパーツの数を競う。丈夫の溝を使う入門編と、内部のトンネルコースを加えて遊ぶ上級編の2通りの遊び方を楽しめる。
「ファサール」はキュボロのパーツを使った戦略ボードゲームで、「論理力・戦略力が身につく」なんて言われています。
価格もそこそこしますが、「キュボロスタンダード」(おおよそ38,000円+税)に比べたらね。。
最後になりますが、
「キュボロ」製品は一回のロット生産は少なく、人気故に度々「品切れ」になります。
お誕生日やクリスマス等に用意したいのなら、早めに準備するのをおすすめします(私のように後悔しないように!)。
それでは今回はこの辺で!
コメント
コメント一覧 (2件)
たまに触れるのが余計に興味を惹かれるんだろうなぁと思います。キュボロはまだ先ですが、対象年齢って本当大事だなって最近気づきました。親としてはいろいろ知育させたくて少し先取りしてしまいがちで、買ったけど遊び方が分からないことがよくありました。考えさせすぎるのは良くないんですね!キュボロは相当高価なおもちゃなので、しっかり遊んでくれる時期に買ってあげたいです。
ららさん、コメントありがとうございます!
考えさせすぎるのが良くないというか、考えすぎる前に嫌になる→やめてしまう、という流れを考えていました。
そうですね、知育はいいと思います。年齢に合ったもの、もっと言ったら、その子に合ったものを提供できたらいいですよね!
キュボロはなかなか高価なおもちゃですよね。。。とはいえ、キュボロは質の高い知的玩具。材質的にも木製で頑丈ですので、次の世代に継承することも可能かと思います。そう言ったことを踏まえると決して高くない?のかも知れませんね!