親の子供を見る目が超重要という話について書こうと思います。
特に6歳までが超重要。その子の人生に関わる話とも言える。
結構重い話かも!?
最近見た子育て雑誌に書いてありました、「HSC」という気質。「人一倍繊細な子」のことですね。
気質であって、病気や障害ではないとのこと。
これを読んで、(小さい頃の私そのものだなー)と思ったんです。
最近やたらとアルファベット文字の、気質、病気、障害の名を見聞きします。
それを見る度、その固有名詞の多さについていけないと感じてしまう私(汗)
と同時に、自分の子育てにおいて一つの後悔の念が浮かびます。
今わが家の上の子は7歳。そろそろ親の思考から離れる段階に上がりそうな時でもある。
いわゆる「9歳の壁」ですね。
そのわが子を前に、「あ〜今のこれを、子供が生まれる前に知っていたらなー」って思うんです。
それが何かというと、潜在意識の「セルフイメージ」です。
セルフイメージ、つまり「自分とはどういう人間か」は、誰がどうやって決めたり作ったりするものだと思いますか?
実はセルフイメージは、「自分の周りが自分のことをどう思うか」で作られるのです。
6歳くらいまでに。
それがその人の全てとなり、ライフスタイルとして人生の中で繰り返されます。
これは寝ながら息するのと同じで、無意識なもの。
この場でこのセルフイメージについて詳しくは話しませんが、簡単にいうと、自分の周りの人が6歳までの自分をどう見るかで、「自分」が形成されるということです。
例えば自分は太ってる。痩せてる。などの見た目。
頭の良し悪し。器用、不器用。生活レベルや社会的地位。
ありとあらゆる情報ですね。
それを自分の「イメージ」として、一生を共にします。
振れ幅はありますが、6歳前後に固定されたセルフイメージ通りにその人の人生は進むそう。
もう潜在意識なので、生きることそのものです。
変えることは可能ですが、ノウハウを知っていて、実践できなければ「無理」と言っていいほど厳しい。
逆に書き換えが可能であれば、「何にでもなれる」ということになりますが。
そして超絶的重要といえる6歳までの時期に、わが子に良からぬイメージを持たせてしまったら…?
それがその子に固定されるのです。
逆に良いイメージだけで周りがその子を見れば、そのイメージ通りに子供がなるということですね。
上の「HSC」という言葉を使えば、「この子はHSC気質だ」と親が子供を見れば、おそらくその子のセルフイメージは固定化され、
「自分はHSCだ」と思い込み、無意識のうちにイメージ通りになるのです。
これが潜在意識のとてつもなく恐ろしいところ。
血液型や、占いなんかでもその人の性格を当てるものもありますよね。
確かに統計学的に当たる部分は多いようにも思いますが、、これもやはり潜在意識のなせる技。
聞けば「自分はそうなんだ」と思い込んでしまうものです。
仲の良いお母さんが、「動物占い」に熱心な様子を見ました。
「自分の子供の気質はこうなんだよ」と、取り寄せた細かい情報を聞かせてくれました。
(なるほどな〜)
(当たってるな〜)
その時はそう思った私ですが、やはりそれも潜在意識の観点からすると、もったいない気がしました。
子供は本来皆天才で、無限の可能性に満ち溢れているもの。
だけれども、親は自分にある情報枠の中で子供を見てしまう。
それが正しいか、正しくないか、誰が決めるの?といったところ。
結局全ては「決めつけ」なんですよね。(なんだかちょっと哲学的?)
もしその「決めつけ」が肯定的なものであれば良いですが、万が一子供の可能性を制限するような事柄であった場合、
子供は100%その期待に応えることになるでしょう。しかも無意識に。
多くのお母さんはまさかそんなことが6歳までの間に起こっているなんて思っていないですよね?
深く受け止めるのも、そうでないのも、それこそお母さんによりけり。
私は人生半ばといも言える時点にきて初めて、「潜在意識」というものを知り、驚きました。
ちなみにこの潜在意識の「セルフイメージ」は、スピリチュアルでもなんでもなく、全て科学的に根拠のある話です!
ということでもし私が子供が生まれる前に戻れるなら、子供が持っている以上の能力を発揮できるようなセルフイメージ作りをしてあげたかったと、今では強く思うのです。
私1人のイメージで作られるものではありませんが、多くの時間を子供と共にする母親の影響は絶大なので。
与えられたセルフイメージも、運命といえば運命で、宿命といえば宿命かもしれませんね。
ということで、なんとも言えない話になってしまいました(汗)
個人の思考とでも思ってください(笑)
それでは今回はこの辺で!
コメント
コメント一覧 (1件)
6歳っていうと小学生になりたてくらい?難しい時期ですね。いろいろ覚えてきて、いろんな話をしていく中で、知らずのうちにできてしまうんですね。セルフイメージ作り、うちは今なら全然間に合います(笑)。考えてみたいです。