こんにちは!今回は、「こんなはずじゃなかった私の結婚」というテーマで、体験談をインタビューさせていただきました!
「こんなはずじゃなかった結婚」って、「これから結婚を考えてるのに、聞きたくない!」と思いますか?
実はこれはとてもポジティブな経験談なのです!
彼氏とのいろいろな問題で、結婚に尻込みしている女性の後押しになればと思い、実際の既婚者さんにインタビューさせていただきました!
回答者さんが、当初の「不遇の結婚」とも言える苦労を乗り越え、手にした幸せをお伝えします♪
では、拝聴させていただきましょう!
年齢:30代後半
婚姻歴:7年
旦那さんとの出会いのきっかけ:知人からの紹介
「この人と結婚するんだろうな」
という今までにない感覚があった。
夫とは知人からの紹介で会うことに。
でも紹介の当日、夫が急に会えなくなったことを知らされた。
聞いてみると、お父さんの介護で家に帰らなきゃいけないとのこと。当時の夫はアルツハイマー病のお父さんの介護をしていた。
「今時30代で、介護をしてるってすごい。自分の親も大切にしてくれるんじゃないかな?」
という思いがあった。実際に会ってみて、相手を「かっこいい!」とか、そんな思いはなかったけど、その時、
「この人と結婚するんだろうな」
と感じた。
結婚まで半年と短かった。
当時の彼である、夫と会う時は、私の家に来てもらっていた。相手の家には行ったことがなかった。
結婚がある程度決まった時に、初めて夫の家に行った。
その家に驚愕!
築60年
海沿いで風はひどい
田舎
鍵が壊れている
トイレはぼっとん
シャワーなし
「ゴミ屋敷じゃない!?」と思うくらいだった。
夫は当時、アルツハイマー病のお父さんと、90歳のおばあちゃんの介護もしていた。ご飯は作っていたけど、家をきれいにする余裕がなかった。
夫は私を迎えるため、家をきれいにしようとしていたらしいけど、仕事に介護に、手が回らなかった様子。
私はどちらかというと潔癖。「こんなところに住みたくない!」と思った。この家の前にあった真新しいアパートに住みたいくらいだった。
すでに親への挨拶は済んでいたので結婚することに。
そして実は、結婚する日は私が決めた。
夫は、お父さんとおばあちゃんの死期が近づいていることで、結婚は葬儀など済んだ後と思っていた。
だけど、私の思い通りにさせてもらうことになった。
母が絶大に信頼する、姓名判断?方角?的なものが見れる人に見てもらったら、「その日がいい」と言われたからだ。
ボロボロの家と、死期が迫る親族がいる中だったけど、
「それがあなたにとって相応しいスタートである」
との話だった。
私は親に過去の失敗など、尻拭いをしてもらったことがいろいろある。
積もり積もったものを、自分自身の垢を取るつもりで、その家に入った。
ゴム手を持って(苦笑)
水回りは嫌だったので、自分のお金で、プロの掃除屋さんを呼んで、掃除してもらった。
そうすることで、自分の住みやすいようにしていった。
夫は親戚とあまり良い関係性ではなかった様子。
そして、私も結婚当初、夫の周りからの信頼が無かった。詐欺みたいな目でも見られていたように感じていた(汗)
でも、自分が家に入り、家のことを頑張っている姿に、周りの親戚の私を見る目が変わった。
夫とは、「当たり前の感覚」が違うのに気づいた。
夫は、汚れていること、散らかっていることが苦ではない。むしろ当たり前。
「他人と暮らすとはこんなものか」と結婚して初めて知った。
そこから、「あ、ここからスタートなんだ」と感じ、スッキリ。これが人が言う「結婚」なんだと腑に落ちた。
今まで好き勝手やってきた人生だけど、結婚後は自分の好き勝手なことができないことがわかった。
だから私にとって結婚とは、「自分が成長できるところ」。生き生きできるよう、心がけることかな。
まだまだ通過点!
回答者さんは現在、海辺の家らしいモチーフが素敵な、新築の家に住んでいます。
旦那さんも、全ての介護を最後まで責任を持たれたのは、とても素晴らしいですよね!
「こんなはずじゃなかった!」と、結婚当初から苦労があったかもしれませんが、遅かれ、早かれ、介護など、家の問題は誰しもが経験することでしょう。
そして回答者さんはすでに通過されました。
「不遇な結婚」にも見えましたが、全てを乗り越え、今では可愛い子供にも恵まれた回答者さんにはあっぱれです!
こんなはずじゃなかった結婚!?超不遇なスタートを乗り越えた今とは!、いかがでしたか?
最後まで読んできただきまして、ありがとうございました!