テレビを見せないと子供はこうなる?テレビなしの小学生の日常の姿

こんにちは!シロイヌです

今回は、テレビを見せないと子供はこうなる?という話。

テレビを見ないで育ったわが子が、小学校に上がった今どうしているか?

リアルな日常を書いてみようと思います。

目次

テレビを見ない子供の下校後の様子

日頃テレビを見ないわが子が、小学校から帰って家でやっていることといえばこんなこと(8歳の時点)。

  • 本を読む
  • 将棋をする
  • 絵を描く
  • 将棋以外のボードゲームやおもちゃで遊ぶ
  • 妹とごっこ遊びする

そんな感じです。

幼稚園や小学校に入りたては将棋はしませんでしたが、8歳の今は将棋を含め囲碁、チェスなどのボードゲームも遊びの一部に加わりました。

ピタゴラスイッチ的玉転がし『GRAVITRAX』↓

囲碁も将棋もする

また幼稚園の時点では字は読めなかったので絵本をただただ眺めているだけでしたが、今では本を読めるのでガツガツと1人読みしています。

立っても読んでる↓

いつでも・どこでも読んでいる↓

物語も読みますが、今興味があるのは防災関連の本。図書館の本は全て制覇した様子。

現在は将棋の攻略本が一番のお気に入りで、学校から図書館からと何冊も借りてきては読み漁っています。

本を好きになるのはテレビなしの子には、「あるある」のよう。

漫画は家にもありますし全く見せていない訳ではありませんが、積極的に与えようとは思っていません。わが子はもう少し文字に親しんでからかな、と。

ただ学習に関する漫画は制限なく与えています。

こうしたもの↓

その他ウルトラ戦士の紹介本や、ドラえもんの秘密道具の図鑑などを読んでることも。テレビ代わりとも言える?

テレビを見なきゃ見ないで、何かしらで世界を知りたいと思うものなのかも知れません。

テレビは土日のお楽しみ

テレビなしの環境で育ったわが子が小学校に上がった今どうしているかというと、相変わらずテレビは一切見ない、、、

訳ではなく、近頃は本人の好きなテレビを見ています。

平日は何かと忙しいのでテレビを見るのは土日のみ。

決まって見ている番組はこれ。

  • 『ドラえもん』
  • NHKの将棋と囲碁番組

PCで将棋番組を見る時も

5歳の妹と共通して楽しめるものは今のところ『ドラえもん』くらいで、週一回の放映を楽しみにしています。

NHK BSプレミアムの『グレート・トラバース』の録画も相変わらず気に入っていますし、ごくたまに英語の耳慣れのために『ペッパピッグ』のDVDを見ることも。

英語の耳慣れに超おすすめ↓

前回の夏はオリンピック競技も結構見ました。いろんな競技を見ましたが、特にサッカーがおもしろかった様子。

また車の移動ではAmazonのAudibleを聴いたりしています。

子供はテレビを見る時間がない?

上で語ったように小学校に上がった今では、子供が「見たい」と思う番組があれば見せることにしました。

子供にも伝えてあります。時間制限などルール付きではありますが。

そもそも「テレビって子供にいつ見せるもの?」というくらい、子供にテレビを見せる時間がないのが現状。

小学校って終わるのが結構遅いんですよね(汗)

帰宅しても宿題もあるし、習い事もある。

上で話すように、わが子は今本を読むことや将棋に夢中なので、それをしていればあっという間に寝る時間に(子供の就寝時間は8時)。

というわけで、テレビを見る時間がない(汗)

幼少期はテレビを見せていた

実はわが子は生まれてから1歳半〜2歳くらいまではNHKの教育番組をよく観ていました。

長いときは1日で2時間近く観ていたんじゃないかな?

子供へのテレビの影響を考えたこともありましたが、自分が家事をしている間など、子供の気を外らせるためにテレビの力を借りていたんですよね。

実際助かった面はあります。

その後色々な学びやきっかけ、そして私の心情にも変化があり、いつの間にかテレビをつけることがなくなりました。

テレビのサイズも小さくなり、子供が起きている間はテレビはほとんどつけない家庭へと変貌を遂げる!

テレビを見せない家庭はある

幼稚園も「テレビを子供に見せない」ことを提唱していたので、周りに「子供にテレビを見せない」家庭は多かったです。

テレビがないご家庭もありました。

ただこのような幼稚園の実態を知らずに、転園して来たママの中には驚かれている方もいました。

あるママは私に、「テレビ、見せていますか?」と聞いてきたことが。

私が「どうしてですか?」と聞くと、

『バス停が同じお母さんが皆「子供にテレビを見せていない」というものだから、見せてるうちが特別なのかなって思って。。』

とママ。

一般的には子供に見せているのが普通かと思いますが、逆に周りの人が皆「子供にテレビ見せていない」と言ったら、それはそれで不安になるものかもしれません(笑)

内容によってはテレビを利用する

子供が小学校に上がるまでは、テレビをあえて見せないようにはしていましたが、「時々なら」と見せていた番組はありました。

おばあちゃんが見ていたことで知った、NHK BSプレミアムの『グレートトラバース』。

プロ・アドベンチャー・レーサーの、田中陽希さんが300名山を全行程人力で踏破するドキュメンタリー番組です。

この番組は子供が登山に興味を持つきっかけにもなりました。

人が志高く何かに頑張ってる姿っていいですよね。そういう番組は積極的に見せたい気持ちです(長時間になり過ぎないよう、視聴時間は制限しますが)。

NHKのBSプレミアムは「U-NEXT」で過去のものが見れる↓

※本ページの情報は2022年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください

テレビを見せなくて良かったこと

そんな訳でわが子は小学校に上がった現在でも、平日はテレビを見ません。

その代わりその時間を、テレビを見る以外の自分のしたいことにひたすら熱中しています。

本を読むことも、将棋も、絵を描くことも、親の私が提供しているのではなく子供がテレビを見ない環境で自然に好んでするようになったこと

どれも素朴な遊びですよね。これらに興味を持ってくれたのも、テレビなしで育てたからかもしれない。

本を読むのことは一貫して「良いもの」というイメージがありますよね。いくら読んでも終わりわなく、読書のみで多くの時間を費やせますし、知識を深めることもできる。

将棋は私はできませんし、夫もすでに子供のレベルに太刀打ちできずなので、子供は1人攻略本を見てやっています。

アプリで将棋をすることもありますが、AIはイマイチ楽しめないようです。

妹もいい対局相手にはなりませんが、2人で将棋で「山崩し」をしたりも。

将棋以外のボードゲームも兄妹でしています。ふたりとも囲碁を習っているので囲碁をするときもありますし、その他のボードゲームをする時もあります。

そんな遊びに兄妹で夢中になっているのを見るのも嬉しいもので、それもテレビなしで育ったおかげかもしれない。

絵を描くこともそうですね。絵は自分の等身大なんて言いますが、小学校の学習につながったと感じることもあります。

「絵がなぜ学習につながるの?」って思われるでしょうか?

あるママ友が、「子供が文字を書くのが好きではない」と悩みを話していました。

「幼稚園の頃から絵もあまり描かなかった。そもそも何か持って書くこと自体、あまり好きではないみたい。」とママ友。

その発言で私がふと感じたのは、「わが子は絵を沢山描いたことで、字を書くのも抵抗がなかったのかもしれない」ということです。

わが子は小学校に上がるまで字はおろか、鉛筆すら持たせたことがなかったので。ひらがなの読み方も、書き方も何も知りませんでした。

絵についてですが、年少時は丸や線だけだった絵も、

描いて、描いて、描きまくり、一年後には、、、

こんなに上手になりました〜

そんな絵が、小学校での「書くこと」につながっているようにも思えます。絵を書く要領で漢字を書く、みたいな。

あくまで私の憶測です

そんなところがテレビなしで育てて良かった点であがります。

子供にテレビを見せないことの弊害とは

子供にテレビを見せないことの弊害があるとしたら、やはり周りのお友達との会話についていけないことではないでしょうか。

以前小学校の校外学習に、子供たちの見回りのボランティアとして参加しました。

その時他の子供たちが、テレビ番組やニュースキャスター、芸能人の話をしていたのを覚えています。

小学校一年生でもいろいろなことを知っているんですね。

それを目の当たりにして、(わが子はテレビを知らないことで学校で疎外感を感じているかも知れない)とは思いました。

テレビを付き合いのために見るかどうか

私は自身は幼少期テレビっ子で、アニメというアニメは日々全て見ていました。

だから本なんて読まなかった。テレビを見るのに忙しかったし、本を読んでいる暇なんてなかったと言える(笑)

とはいえ学校の友達とテレビの話をしていたかというと、そうでもなく。。

クラスの子と見ている番組が違ったのです。

だから私はテレビは見ていましたが、周りの子とテレビの話ができずに寂しく感じることはありました(汗)

私の親は「いくらでもテレビを見ていい」タイプでしたが、親の期待に反して(?)子供だった私は次第にテレビ離れするようになりました。

視力を気にするようになったからです。

妹に「もっとテレビ見なよ」と言われる始末(笑)

人との付き合いのためにテレビを見るのか。どこまで人に合わせるべきか。

なんとも悩ましいところ!

個人的には人がどうしているかではなく、自分がどう感じるかが好き。

小さな子供の場合は、親の感性・判断になると思うんです。

考えや感性は人によって本当に様々!

「テレビを見せた方がいい」という感性

日本では、「テレビは子供に見せた方がいい」という意見もあるようです。

「子供にテレビを見せるのがいい」という発想は、世界からすると斬新な考えかもかもしれない。

西欧ではジブリ映画ですら子供への影響を考え、年齢制限をとっている話を聞いたことがあります。

母になった私が今自分の子供にテレビを見せない理由は、視力低下の心配、テレビの周波数、電磁波、メディアリテラシーなど、どちらかというとネガティブな観点においてですが、

最たる理由としてあげるなら、与えられた情報ただ受けるのではなく、自分が欲しい情報を自分で探し求めてもらいたいからです。

親の自己満足とも言える(汗)

今は多様性の世の中ですので、それぞれで良いってことで多めに見てください(笑)

これからのテレビとの付き合い方

わが家はこれからテレビとの付き合い方をどうしていくか、まだわかりません。

現時点では「テレビは週末のみのお楽しみ」くらいが、わが子にとって丁度良いように感じています。

けれども子供の成長により、子供の意見や気持ちももっと尊重しなくちゃいけなくなる。

それが今後の課題かもしれません。

ではでは、今回はこの辺で!

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