こんにちは!今回は、幼少期、少食で小さかった私が、子供目線で、子供の気持ちを代弁する形で、「食」について書いてみたいと思います!
私は食に好き嫌いは無かったようですが、少食で、体も小さく、母は心配したようです。
覚えているのは、
- 食に興味がない
- 母の料理が合わなかった
- 食事の時間が楽しくなかった
- 精神的不安があった
ということです。
母の料理は、毎回手作りだったのは本当にありがたいのですが、、、
私に合わなかったのです。大人になった今でも、やはり母の手料理は食べたいとは思いません。悲しいことですが(涙)
それには母の料理のこのような特徴があるからです。
- 味が濃い(甘いかしょっぱいか)
- 油っぽい
- 食べきれないほどの量・品
- 多国籍料理
- 素材が粗悪
- さっぱりした品が無い
- いつも同じ調味料の味
- 衛生観念が低い
食卓に座っても、子供ながらに、(ウッ)としてしまうこともありました。
母には言えませんが、私に「お袋の味」はありません。。。そもそもスーパーで売っている調味料を使うと、「お袋の味」はできないと思います。誰が作っても、同じ味になるので(汗)
「作ってもらっていて、文句言ってる」と思われるかもしれませんが、心が食べたいと思わなきゃ、食べられないのです!
さらに、食事の時間が楽しくなかったのは、当時の家庭環境があまり良くなかったのもあります。明るい家庭とはいえない状態でしたので(汗)
そんなこんなで、当時の私にとって食事は、「仕方なくするもの」でした。
少食の子が、私と同じ理由で食べない訳ではないと思いますが、それぞれ食べられない訳があると思うんです。
「食べれない理由はあったとしても、やっぱり食べてもらいたい。大きく成長してもらいたい。」
その気持ちはすごくわかります。私も子を持つ母になったので。
ですのでここで食事に関するご提案です!
と、ちょっとその前に、量について話そうと思います!
そもそも、これくらいの量がちょうど良いって、誰が決めるのでしょうか?
行政などが数字で出している、大体この年齢の子は毎食これくらいの量が適切、などの具体的な数字がありますが、あの数字は本当にアバウトな目安であって、文字通り「目安」です。そこに振り回されるのは良くないです。これは体重、身長についても同じですね。
むしろみんなが同じものを、同じ量食べて丁度いいって、クローンでも無い限り、無理ですよね(笑)少食だから栄養が取れていないかというと違うと思うんです。栄養の吸収率などそれぞれで、個別性、個人差があります。
お子さんが、「少食で小さくて」と、栄養が足りてるか心配かもしれませんが、健康は、体の大きさ、小ささ、細さ、太さだけで判断するものではありません。
細くても、その子にとってはそれがベストな体系ってこともありますし、太くても同じです。
栄養が足りてるか、また、健康かどうかは子供の場合、その子の様子を見てとれます。
例えば一例ですが、
- 肌や髪は艶々しているか
- 爪は綺麗に真っ直ぐ生えているか
- 目はキラキラ輝いているか
- 笑顔はあるか
- 顔色はいいか
- あっかんべーをした時の目の内側の色は白(赤)過ぎないか
- 目の下にクマは無いか
- 汗がちゃんと出るか
- しっかり排泄できているか
など、目視で確認することもできます♪
食は「量より質」を考えた方がいいように思います!
そこで【買い物】【食の内容】【調理器具】【食卓】に分けて、提案をして行こうと思います!
- 「ま・ご・は・や・さ・し・い」を意識する
- 調味料は本物選ぶ(成分表記にわからないものが無い)
- 良質な素材を買う(できるだけ無農薬のもの)
- 地元で穫れた季節のもの買う(新鮮で価格も安く、体にいい)
- 子供が欲しがるものは買わない(お菓子など)
「ま・ご・は・や・さ・し・い」とは!
ま=豆類
ご=胡麻(種実類)
わ=わかめ(海藻類)
や=野菜類
さ=魚類
し=しいたけ(きのこ類)
い=いも類・根菜類
できれば本物の調味料、無農薬野菜の購入をお勧めします!
これらの価格は、スーパーのものに比べれば高いです。。。
ですが、子供の食に重きを置くのは一つの投資だとお考えください(汗)
スーパーの野菜は、大量生産すべく、農薬をかけて、大きくし、形を整えていますが、栄養価は下がります。
自然農法の野菜を食べたことがありますか?味が濃く、葉っぱや皮も食べられるんです!
我が子はニンジンの葉っぱと、鰹節、塩、醤油のみで作るふりかけが大好きです。
皮を剥く必要ないですし、時短にもなりますよ(笑)
時短料理について以前書かせていただいたので、こちらもご参考にどうぞ!
→【究極の時短料理】とは?「こうあるべき」概念を変えてみよう!
- 調味料は塩、醤油、酢、味噌などシンプルに
- 和食中心(古来から食べられているもの)
- 消化を考える
- 素材を活かした料理を作る
「消化を考える」についてですが、住んでいる場所からなるべく近いところで穫れた物、古来から食べられている物を食べることが健康につながります。
日本人は小麦をもともと食べていません。そして小麦を一度食べると全て消化されるまで1週間以上かかると聞いたことがあります。
また、パンは製造工程で砂糖が入るので、その甘みにどうしても子供は手が出やすくなると思うんですよね。また、その成分によくわからない添加物が入っているのも気になります。
ですので、パンは、お菓子と同様、大人が食べたければ、子供が見ていない時間に、大人の嗜好品として食べた方が良さそうです!
お米を食べない場合ですが、お米でも、遺伝子操作が進んだ粘り気のあるコシヒカリは食べにくいように感じます。炊き上がりの「もっちり」は大人は好きですが、子供の消化には良くないです。
おすすめは、「ササニシキ」、もしくは「ササシグレ」です。「ササシグレ」は米の先祖に近く、消化が良いです。
- 土鍋、鉄器、ホーローなど、昔ながらのもの
- ガス
もうすでに電磁調理器(IH)を使っているかもしれませんが、もし可能であれば、こういった昔ながらのものに変えてみてください。
土鍋は味そのものの旨味を引き出してくれます。調味料も少なくて済みます。
鉄のフライパンでジャッと炒めた野菜炒め、全然違いますよ!それだけでご馳走になります。
ガスと鉄のフライパンで調理するものと、電磁調理器(IH)とフッ素加工のフライパンで調理するもの、比べてみてください。
電磁調理器(IH)とフッ素加工のフライパンで作る野菜炒めは、べちゃーっとなってしまうんですよね。。。実家がオール電化だったのでわかるんですが。
鉄器は使いづらいと思うかもしれませんが、慣れるとめちゃくちゃ楽です。新聞紙で汚れを落として、たわしとお湯で洗うだけです。
フッ素加工を施したフライパンは、そこに傷ができればもう使えませんが、鉄板は使えば使うほどに味が出てきます。
また、鉄器は鉄分補給にもなります。反面、ステンレスは鉄分を著しく阻害します。
- 家族団欒の場にする
- テレビはオフ
- 楽しい話をする
- 大人が「美味しいね」といいながら食べる
- 配膳などの準備から子供に手伝わせる
- 孤食はNG(バラバラの時間帯に食べる・家族みんなが違うものを食べる)
- お母さんが食卓に座り、一緒に食べる
最後が重要です!お母さんが食事時間に台所で作業している家庭の子供は、食事に集中できないように見えます。ぜひお母さんも、子供と座って食べましょう。
また、お母さんが食に関してどんな意識を持っているかが、子供に大きく影響与えるように思います。
私は成人しても、自分で作るくらいなら、食べなくていい派でした。食べる時間が好きではなく、お腹がすくからしょうがなく食べていました(汗)
でも結婚して、いざ自分が料理するようになり、何を作ればいいのか、何を食べればいいのかわからないことに気づきました。そもそも「日本食って何?」って。それまであまりに多国籍な食生活だったので、迷子になっていたように思います。
そこで本を読んだり、セミナーに行ったりして勉強させてもらいました。
そして、昔ながらの調理器を使い、良質な素材、短い調理工程、シンプルな味付けで、本当に美味しいご飯が作れることがわかったんです!
今では食によって1日が回っています。家族も私も、食べることが何よりも大好きです♪美味しいものを食べたー!」と思うと、それだけで本当に幸せな気分です。
◎私が子供の「食」についてとても参考になったのは、「学校給食と子供の健康を考える会」の幕内秀夫さんのセミナーです。ご飯を食べる大切さを学びました。とてもユニークな方です!
子供が少食は、それぞれの理由があるように思えます。無理に食べさせるより、質を考えて、長い目で見ていくと親も子供も幸せかと思います。
食事時間が、親子にとって楽しい時間になりますように!
参考文献:内海聡 真弓定夫『医者だけが知っている本当の話』2015 ヒカルランド/若杉友子 若杉典加 『若杉ばあちゃんの伝えたい食養料理』2017(株)パルコ
【子供に食べさせたい】少食で小さかった私が提案したいこと、いかがでしたか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (1件)
自分が子供の頃は食卓に出てくるものに何も感じませんでした。すべて美味しく食べてたなぁ。でもうちは夜は全員揃っていただきますをしてから食べる家族だったので、環境もあるんでしょうね。食卓を楽しい時間にするのは大事なんだろうな。
今は子供がイヤイヤ期に突入して、食べてくれたら奇跡くらいの感じです。前はよく他の子と比べてしまっていたけど、今は慣れたのもあるし、本当に「機嫌が良くて体調が悪くなさそうだったら大丈夫」と周りの人たちがみんな言うので、自分もそう思えるようになりました。無理に食べさせても良いことはないですね。うちも質にこだわって楽しい時間を心がけます。